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■エンタメ
2014.11.14

鉄道ロケのトップランナー「相鉄」の、PR戦略が話題!

 神奈川エリアを走る相模鉄道・通称「相鉄線」は、平成21年3月にロケ受け入れの対応窓口を開設。本格的に映画やドラマなどのロケを受け入れ始めた平成22年から数えると、なんと150作品以上の誘致に成功している。目的は自社および相鉄グループの認知度向上とイメージアップだ。

 取り組みを継続するうちに沿線住民からの評判は年々高まり、ドラマに登場すれば「また相鉄が出た」「ドラマで電車が登場すると、ほぼ相鉄じゃないかと思う」といった一般人の声がSNSで発信される。なぜこれほどまで相鉄ロケが話題になったか、その大きな要因が3年前から配布している「ロケ地マップ」によるPR戦略だ。

1年目のMAPでは沿線のロケ地を紹介し、社員や沿線住民に特に喜ばれた。2年目、ロケ地情報に加えグルメやレジャーなどの立寄りスポットの情報も網羅した「I LOVE SOTETSU」を発行するやいなや、日本全国から100件以上の問い合わせの電話が殺到。

 

 そして3年目の今年、同じ神奈川県出身のタレント・南明奈さんと相模鉄道キャラクター・そうにゃんがロケ地を巡る「アッキーナが行く相鉄線 ロケ地さんぽ with そうにゃん 」を11月1日(土)から相鉄線各駅などで配布したところ、若い女性を中心に早速話題に。配布後すぐに増刷するほどの反響を呼んでいる。ロケの裏話を含む事業の取り組みや、ロケ地になった駅や沿線の飲食店を紹介した散策用マップとあり、映画やドラマ好きには持ってこいの旅冊子となりそうだ。

 

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相模鉄道沿線他で現在配布中のロケ地MAP

 

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