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2021.11.22

第13回TAMA映画祭『花束みたいな恋をした』などが受賞! 『のさりの島』藤原季節は天草への思い語る

第13回TAMA映画祭授賞式が2021年11月21日に開催された。

 

熊本県天草市を舞台とした映画『のさりの島』の主演・藤原季節は最優秀新人男優賞を受賞。メインロケ地の天草を“第二の故郷”とするほどの愛着をみせる藤原は、その思いを語った。

 

お気に入りの場所は「銀天街」

 

藤原季節

「ご飯がおいしかったです」と天草での撮影を振り返る藤原。天草の町並みも大好きだといい、なかでもお気に入りは「銀天街」だ。

 

「遊んでる子供たちがたくさんいた商店街で、シャッターの向こう側には人々の生活がありました。今も元気にしてるかなー、と考えてしまいます」

 

また、『のさりの島』が遺作となった、もう一人の主演・原知佐子に対しても思いを馳せ、

 

「山西楽器店(原が演じる山西艶子の店)に行くと、艶子おばあちゃんが座っているような気がして。このご時世なので僕もまだ天草には帰れてなく、早く艶子おばあちゃんに会いたいなと思います」

 

と話した。

 

山西楽器店は実在する店舗。ロケ地協力し、作中では店名がそのまま使われた。

 

『花束みたいな恋をした』スタッフ・キャストは特別賞

 

菅田将暉・有村架純

 

菅田将暉・有村架純主演の映画『花束みたいな恋をした』の土井裕泰監督はじめスタッフ・キャストらは、特別賞を受賞した。

 

同作は調布市がメインロケ地となり、多摩川沿いや、京王線沿線など地元民にはなじみ深い場所が登場。公開当時は聖地巡礼を楽しむ人も見られた。

 

映画祭には主演の2人に加え、土井監督が登壇。「多摩川が重要なモチーフの一つ」と受賞の喜びをあらわにした。

 

ロケーションジャパンでは同作のロケ地マップを発行するほか、ロケーションジャパン2021年2月号で特集。第31回映画祭TAMA CINEMA FORUMで展示された。

展示されたロケーションジャパン2021年2月号

 

第13回TAMA映画祭の受賞作品・受賞者一覧は以下の通り。

 

【最優秀作品賞】

映画『ドライブ・マイ・カー』(濱口竜介およびスタッフ・キャスト一同)

映画『あのこは貴族』(岨手由貴子およびスタッフ・キャスト一同)

 

【特別賞】

土井裕泰、坂元裕二およびスタッフ・キャスト一同 

映画『花束みたいな恋をした』

横浜聡子およびスタッフ・キャスト一同 

映画『いとみち』

 

【最優秀男優賞】

役所広司 

映画『すばらしき世界』映画『バイプレイヤーズ~もしも100人の名脇役が映画を作ったら~』映画『竜とそばかすの姫』

菅田将暉 

映画『花束みたいな恋をした』映画『キャラクター』映画『キネマの神様』映画『浅田家!』

 

【最優秀女優賞】

尾野真千子

映画『茜色に焼かれる』映画『明日の食卓』映画『ヤクザと家族 The Family』映画『心の傷を癒すということ《劇場版》』

有村架純

映画『花束みたいな恋をした』映画『映画 太陽の子』映画『るろうに剣心 最終章 The Beginning』ほか

 

【最優秀新進監督賞】

藤元明緒

映画『海辺の彼女たち』

松本壮史

映画『サマーフィルムにのって』映画『青葉家のテーブル』

 

【最優秀新進男優賞】

藤原季節

映画『のさりの島』映画『佐々木、イン、マイマイン』映画『空白』映画『くれなずめ』映画『明日の食卓』

金子大地

映画『サマーフィルムにのって』映画『猿楽町で会いましょう』映画『先生、私の隣に座っていただけませんか?』ほか

 

【最優秀新進女優賞】

三浦透子

映画『ドライブ・マイ・カー』映画『椿の庭』映画『おらおらでひとりいぐも』映画『アイヌモシリ』

伊藤万理華

映画『サマーフィルムにのって』映画『息をするように』

 

※「アイヌモシリ」の「リ」は小文字が正式表記

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