吉永小百合が登山家を演じたことで話題の映画『てっぺんの向こうにあなたがいる』が明日、10月31日（金）に全国で公開される。本格的な登山ロケとそれに挑んだ吉永小百合の勇ましい姿に注目だ。

あらすじ

1975年、世界最高峰エベレストに女性で初登頂した多部純子。病を抱えながらも山に挑み続けた、笑顔と勇気の物語。彼女を支え続けた夫の姿、彼女の存在と向き合う息子の姿を通じ、彼女の葛藤も描き出す。

注目ポイント

①この作品は主演の吉永小百合と交流のあった登山家・多部純子の人生がベースにある。「“何を描くべきか”を話し合いながら進めましたが、撮影には“登山”が不可欠。高山病のリスクがある中、吉永さんは体を作って挑んでいました。その姿が多部さんと重なりました」

②富士山ロケでは高度2800m付近まで機材を担ぎ上げ、スタッフ8名ほどが山小屋で4日間泊まり込んだ。高校生役の出演者たちも毎日登山を繰り返し、撮影は霧や強風を避けるため、午前4時出発ということも。CGは最小限に抑え、極力“現場”にこだわり抜いた映像となっている。

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