■エンタメ
2021.07.10
復興の仕掛けはエンタメにあり!?東北の朝ドラ三県のアンテナショップがオープン
「作品が終わっても、地域の盛り上がりが続く仕掛けを。」
宮城県気仙沼市、岩手県久慈市、福島県福島市が共同で運営する「気仙沼、久慈、福島情報ステーション おかえり館」が10日、東京・有楽町の「東京交通会館」内に開館された。本施設は、2011年の東日本大震災で被災した3つの県が震災から10年を節目に、地域の魅力を発信する場として開設され、今後は三市の特産品販売や地域情報の提供が行われるほか、作品と関連したイベントも実施される見込みだ。
平沢復興大臣は開館式で、
「エンタメの力を活用した地域復興の模範になってほしい。」
と述べており、本施設の活動は今後のエンタメを活用した新たな地方創生モデルとして期待されている。
気仙沼市の菅原市長は本施設の目標として、
「(おかえり館が)ゲートウェイとして三市をつなげていき、まちを知る後押しになれば。」と述べ、
久慈市の遠藤市長は、「被災三県が連携していくことで、相乗効果を出していきたい。」と述べた。
本施設は、地方創生推進交付金の助成により、2024年3月末まで運営される。
開催日 令和3年7月10日(土) 午前10時半(11日からは午前10時会館)
場所 東京交通会館 地下1階(東京都千代田区有楽町2丁目10番1号)