映画・ドラマに引っ張りだこ!全国に44店舗を展開する「東急ホテルズ」の強み
ドラマ『グッド・ドクター』ではマンションの一室として登場し、ドラマ『中学聖日記』ではカフェとして登場、そして、映画『女が眠る時』では海外の長期宿泊型リゾートホテルとして登場……。これらのシーンに共通するのは、ホテルがロケ地になっていることだ。
そして、それらのホテルはすべて、全国に44店舗展開する「東急ホテルズ」のホテルである点も大きな特徴だ。今、東急ホテルズは、「ロケができるホテル」として、映像制作者の間で人気が高まっている。
ホテルロケは様々なシチュエーションを再現できる
映像制作者にホテルが人気な理由の一つに、一か所で様々なシーンが撮影できるという強みがある。
例えば、千葉県浦安市に昨年オープンした「東京ベイ東急ホテル」では、ドラマ『グッド・ドクター』で藤木直人演じる医師・高山誠司の自宅マンションの設定で、スイートルームで撮影されている。同じく人気のアイドルグループ・Juice=Juiceの「25歳永遠説」のMVもまた、同室で撮影された。
2018年にオープン以降ロケで人気の「東京ベイ東急ホテル」。
更に、別のスイートルームでは、ドラマ『スキャンダル専門弁護士 QUEEN』で竹内結子が演じる弁護士・氷見江が宿泊した、まるで別世界のような高級感溢れる客室のシーンが撮影されるなど、作品のジャンルも幅広い。
カフェスペースやレストランも人気
また、神奈川県川崎市にある「川崎キングスカイフロント東急REIホテル」では、ドラマ『中学聖日記』が撮影された。登場したのは、末永聖(有村架純)が原口律(吉田羊)といたカフェのシーンで、ホテル1Fのカフェスペースがロケ地になった。
「川崎キングスカイフロント東急REIホテル」のカフェスペース。
プラスαの価値があるロケ地ホテル
ほかにも、静岡県賀茂郡にある「伊豆今井浜東急ホテル」では、ビートたけしと西島秀俊の主演映画『女が眠る時』がオールロケで撮影された。伊豆の美しい浜辺に面したオーシャンビューで、ガーデンプールが特長のこちらのホテルは、映画の中で海外を思わせるリゾートホテルとしてロケが行われた。
「伊豆今井浜東急ホテル」は、映画『女が眠る時』のメインロケ地となった。
このように、ホテルは客室やロビーはもちろん、カフェやレストランを含め、一か所で様々な設定で撮影できることは、ロケ地探しに苦労する映像制作者にとって大きな魅力だ。それ以外にも車寄せや宴会場なども映像制作者に人気で、「意外なシーンがホテルで撮影されていた!」なんてことも実は多いのだ。ドラマのクレジットや映画のエンドロールをチェックしてみると、ホテルでのロケ率が多い点に気付くはず。
東急ホテルズが特にロケで引っ張りだこなのは、撮影に積極的なホテルが増えたことだ。
また、地方ロケなどの宿泊協力にも柔軟に対応してくれる。
ホテル側にとっても、ロケ地になることはブランディングの効果を持つ。
「あの俳優が訪れたホテルに宿泊したい!」や「あのドラマが撮影されたホテルのレストランで食事がしたい!」と思うファンがホテルを利用したり、必ずしもファンでなくとも、「ロケ地になったホテル」という点は、「ちょっと得した」というプラスαの価値を持つ場合が多いのだ。
「ロケ地ホテル」に注目して旅先のホテル選びをしてみてもいいかもしれない。
宿泊に加えて、「ロケ地めぐり」もできるのでお得感を味わえるはず。