想像の中の世界を

形にしてくれる国

『ロード・オブ・ザ・リング』や『ナルニア国物語』など、近年公開されたファンタジー映画の多くは、イギリスの文学や児童文学から生まれている。ディズニー映画でなじみ深い『不思議の国のアリス』、『ピーター・パン』、『くまのプーさん』もそう。時代を超えて愛される名作の数々は、スクリーンとの相性も抜群だ。湖水地方の美しい景色は妖精伝説がハマり、中世から残る古城は剣や魔法の世界観にピッタリ。子供の頃に想像した夢の世界を、この国は形にしてくれる。

そんなファンタジー王国の遺伝子を色濃く受け継いだ作品が、ご存知『ハリー・ポッター』シリーズ。2001年に映画第1作が公開されて以来、今もそのロケ地には全国各国から多くの人が押し寄せている。魔法魔術学校ホグワーツにいった気分になれるスタジオツアーも大評判。来年にはスピンオフ映画が公開されるとあって、さらに人気が高まりそうだ。まずは首都ロンドンのロケ地を歩いて、想像力の翼を羽ばたかせよう。

ファンタジーの聖地・ロンドンで

物語の始まりを見つけよう！

“ハリポタ”のロケ地で魔法使いになりきり✨夢いっぱいのロンドン散策へ！

①ホグワーツ生の気分で９と４分の３番線へ「キングスクロス駅」

ファンの旨をときめかせるホグワーツ特急の発着駅（外観は隣駅を使用）。９と４分の３番線には魔法使いしか行けないが、西コンコースには記念撮影用のプレートとカートが！

②ロンドンの繁華街へ“姿現し”「ピカデリーサーカス」

『死の秘宝PART１』で、デスイーターの襲撃から逃れたハリーたち３人が姿を現した場所。ロンドン随一の繁華街で、撮影はシャフツベリー通りで行われた。

番外編：ハリー気分で泊まるならココ！

ヴィクトリア朝の1841年に建てられたお城に泊まって、魔法魔術学校ホグワーツの雰囲気を味わうのはいかが？所在地のカークビーステファンは、イングランド北部巡りの拠点にオススメだ。