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山﨑賢人『 ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章』

シッチェスは再訪したいロケ地。
夏の旅なら輪島もいいかな。

あの大人気コミックがついに実写化! 今夏公開の映画『 ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章』で主人公を演じるのは山﨑賢人さん。原作を読み作品世界に魅了されたという山﨑さんが、スペインロケの話を交えながら、作品について熱っぽく語ってくれました!

 

〝あり得ない世界〟を生きる嘘がなければ必ず伝わる 
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シリーズ累計発行部数1億部を超える大ヒットコミック「ジョジョの奇妙な冒険」が、初めて実写化される。

単行本100巻を数える同シリーズは現在第8部の物語が進行中だが、今回クローズアップされたのは、なかでも人気の高い第4部「ダイヤモンドは砕けない」。スペイン・カタルーニャ地方の町・シッチェスでの撮影を行い、独特の世界感の実写化という難事に挑んだのは、『クローズZERO』など人気コミックの映画化を手掛けてきた三池崇史監督だ。

そして、主人公・東方仗助(ジョジョ)を演じるのが、若手俳優の中でもひときわ輝きを放っている山﨑賢人さんである。NHK連続テレビ小説『まれ』で主人公の相手役を演じて一躍全国区の人気を獲得、今年後半も、本作以外に3本の主演映画の公開を控えるなど、その勢いはとどまるところを知らない。

多くのファンを持つロングセラー作品を原作とする本作に、どのような心持ちで挑んだのか。

 

「もちろん原作の存在は知っていましたが、あまりにも歴史が長くてどこから手を付けていいか分からず、オファーがあるまで読んでいなかったんです。第4部から読み始めたのですが、スタンドという、目に見える超能力ともいうべき特殊能力を使って戦う表現方法や仲間との友情などさまざまな要素にどんどん引き込まれました。自分の信念を強く持つ仗助の人柄にも惚れましたね。かなりのプレッシャーでしたが、絶対に演じたいと思いました」

 

しかし、これまで少女漫画に登場するイケメン的役どころの多かった山﨑さんにとって、少年漫画、しかも独特の世界観のある作品のヒーローは極めて特殊なはずだ。

 

「今までの実写映画の経験は全く役に立たなかったです(笑)。今回、大事にしたのは、仗助の優しさや信念を根本に持つこと。あとは、高校生らしい、ちょっとした遊びをどこで入れるかを考えながら、演じました」

 

(続きは本誌を御覧ください)

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