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■俳優インタビュー

西島秀俊『流星ワゴン』

鞆の浦ロケではぜひ香川さんとお酒を飲みに行きたいですね

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今度は香川さんの息子に?!
違和感がなくてびっくり

そんな西島さん、今年ものっけから話題作で楽しませてくれそうだ。1月から放映がスタートするTBSドラマ『流星ワゴン』である。原作は重松清さんのベストセラー小説で、西島さん演じる主人公の永田一雄が、絶望の淵で出くわしたワゴン車に乗って、若き日の父親と過去を旅するという、ファンタジーの要素を含んだ作品だ。楽しみなのは、『MOZU』で倉木と敵対する刑事を演じた香川照之さんとの再共演。なんと今度は〝親子〟役である。

「最初は『香川さんがお父さん?!』ととまどいましたが、いざ演じ始めたら、まったく違和感がなくてびっくり(笑)」と西島さん。「今回は、休憩時間も、息子として香川さんに甘えている」とのことで、「最近は、なんだか本当の親子のように似てきた」のだとか?!

アニメ映画『崖の上のポニョ』のモデルともなった広島県福山市の鞆の浦でのロケも予定されている。「本作の台本でも、美しい海のある場所として描かれているので、今からロケが楽しみです」と語る。

地方ロケでは、その土地の料理やお酒も楽しみのひとつだそうで、共演者たちと街に繰り出すこともあるそう。「地方ロケではスケジュールが同じだったりするので、一緒に出かけやすいんですよね。今回は、鞆の浦で香川さんとお酒を飲むのが楽しみ」とにっこり。

ピリピリした空気を漂わせていた『MOZU』の倉木から一転、同い年の〝父〟とおかしくも哀しい時空の旅をする『流星ワゴン』の一雄へ、見事な変貌ぶりを見せる西島さん。今年の活躍にも大注目である。

 

インタビューPART.1はこちら

 

 

西島秀俊さんのインタビューを掲載している<LOCATION JAPAN >2015年2月号の詳細はこちら!
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西島秀俊『流星ワゴン』

原作:重松清『流星ワゴン』(講談社文庫刊)
脚本:八津弘幸
演出:福澤克雄、棚澤孝義、田中健太
出演:西島秀俊、香川照之、井川遥、吉岡秀隆 ほか

 

▼STORY
会社からリストラを宣告され、妻からは離婚を切り出され、家には家庭内暴力が止まらない息子がいる。末期癌の父親・忠雄とも確執を抱えたまま。絶望の淵にある永田一雄の前に、突如、5年前に亡くなっているはずの親子が乗ったワゴン車が現れる。ワゴン車で過去の大切な場所を巡るうちに、自分と同じ年の父・忠雄が出現! わかり合えないと思っていた父とともに、後悔の人生をやり直すための奇妙なドライブが始まる……。

 

★1月18日より毎週日曜21時放送(初回は拡大版)

【PROFILE】

1971年生まれ、東京都出身。93年のドラマ『あすなろ白書』などで注目を集め、99年の主演映画『ニンゲン合格』で日本映画プロフェッショナル主演男優賞受賞。その後も数々の映画賞を獲得。最近の代表作にドラマ『チーム・バチスタ』シリーズ(10~14 / KTV)、『ストロベリーナイト』(10 ~13 / CX)、大河ドラマ『八重の桜』(13 / NHK)、『ダブルフェイス』(12/TBS+WOWOW)、『MOZU』シリーズ(13 / TBS+WOWOW)、映画に『サヨナライツカ』(10)、『CUT』(11)、『ストロベリーナイト』(13)、『ゲノムハザードある天才科学者の5日間』(14)などがある。

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