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インタビュー&コラム

■俳優インタビュー

福士蒼汰

本日(5/30)にお誕生日を迎えた福士蒼汰さん。今回はバックナンバーより、2013年に行った福士さんのインタビューを特別にご紹介!

 

注目度No.1!

ブレイク必至の福士蒼汰!

 

いつも駅にいる、あの爽やかな男の子は誰⁉『あまちゃん』のヒロインが一目惚れする種市先輩役で、お茶の間の目も釘付けにしている福士蒼汰さん。向井理さん、綾野剛さんなど、NHKの朝ドラでブレイクした俳優は多いが、今最も“来ている”若手といえば断然この人!

2011年に俳優デビューしてすぐに『仮面ライダーフォーゼ』の主役に抜擢され、2013年8月には待望の主演映画『江ノ島プリズム』が公開。プライベートではインドア派で、電車で遠出することはあまりないそうだが、仕事では旅情あふれる単線列車との縁が続いている。

「これまで列車といえば、通学時の満員電車のイメージが強かったので、ローカル線に乗ったのは新鮮な体験でした。短くてレトロな列車を初めて見た時は、遊園地にあるおもちゃの電車みたいだと思いました(笑)」

まずは『あまちゃん』でおなじみの岩手県・三陸鉄道。ドラマの撮影が始まる前に役作りの一環で乗車し、鉄道会社のサービス精神に感銘を受けたとか。

「海沿いの端に差し掛かったところで景色がパーッと開けるのですが、そこで一時停車する乗客サービスがあるんです。電車から見る海っていいですよね。ドラマでは、僕の役は駅のシーンばっかりだったのですが、東京に向かう回でやっと乗れました。それもお座敷列車に!」

一方、幼馴染の男女3人を描いた青春映画『江ノ島プリズム』では、神奈川県の海沿いや山あいを走る江ノ島電鉄を体験。

「江ノ島は、去年(※注 2012年)男友達と遊びに行った場所。ほぼ人生初の電車の旅だったので思い出に残っています。その時はウキウキした気分でしたが、今回撮影で乗ったときは役柄もあって、安らいだ気持ちになりました」

この映画で福士さんが時に気に入っているのは、電車がタイムトラベルの乗り物として出てくるところだという。小さなすれ違いからバラバラになってしまった3人の時間を取り戻すため、主人公は江ノ電に乗って現在と過去を行き来するのだ。

「タイムトラベルって誰もが一度は夢見るロマン。アニメ版の『時をかける少女』が大好きで、ああいう切なさが表現できたらいいなと思って演じました」

単線列車以外にも、都心から離れた土地でのロケは新鮮なことばかりだという福士さん。

「まずは食べ物が美味しい!岩手ではウニ丼を、江の島ではしらす丼を食べました、それから、人の温かさにも感動しました。僕のちょっとした質問にもすごい真剣に答えてくださったり。そういった人や風景、その土地の食べ物など、電車に乗って沢山の素敵な出会いがありました」

ロケーションジャパン№58(2013年8月号)より

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映画『江ノ島プリズム』

修太、朔、ミチルはいつも一緒の幼馴染み。高校2年生の冬、ミチルは一通の手紙を朔に託して突然留学し、慌ててその後を追った朔は帰らぬ人となる。一人残された修太は2年後、過去に戻る方法を知り3人の運命を変えようとするが…。

【PROFILE】 福士蒼汰

1993年生まれ、東京都出身。11年ドラマ『美咲ナンバーワン‼』で俳優としてデビュー。その後、『生まれる。』(11)や『シマシマ』(11)、『仮面ライダーフォーゼ』(11~12)では初主演を果たす。そのほかにも、映画『図書館戦争』やドラマ『あまちゃん』『スターマン・この星の恋』に出演。

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