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2015.10.18

乃木坂46も夢中の『ここさけ』  秩父の聖地めぐりブーム加速!

劇場版アニメ『心が叫びたがってるんだ。』の舞台挨拶が10月17日に都内で開催され、主題歌を務めた乃木坂46の秋元真夏、衛藤美彩、齋藤飛鳥、高山実、深川麻衣、星野みなみ、松村沙友理が登壇した。

本作と同じスタッフが手掛けた『劇場版 あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』は、感動作として幅広い年代から支持されて興行収入10億円を突破し、「“あの花”現象」という言葉も生まれた。『あの花』のTシャツを普段のレッスン着にしているほどの大ファンという松村沙友理は、「アニメにとって主題歌は顔のようなもの。映画に関われただけでも嬉しいのに、代表してここに立つことができて…」と涙を流した。

 

【左から】松村沙友理、星野みなみ、深川麻衣、高山一美、齋藤飛鳥、衛藤美彩、秋元真夏、
(左から)松村沙友理、星野みなみ、深川麻衣、高山一実、齋藤飛鳥、衛藤美彩、秋元真夏

 

 

『あの花』と本作『ここさけ』の共通点は、スタッフ、青春群像劇、そして舞台が埼玉県秩父市であるということ。『あの花』の公開以来、アニメに登場した「聖地」をめぐって物語の追体験を楽しむファンが秩父には続出しており、さらに『ここさけ』がその現象の追い風となっている。

 

主題歌となる乃木坂46の『今、話したい誰かがいる』(10月28日発売)のCDジャケットの撮影も秩父で行われた。さらにテレビ番組の企画で「聖地」も訪れたという深川麻衣が、秩父で最も印象に残っている場所として挙げたのが羊山公園だ。

 

秩父市街地を一望できる羊山公園の敷地内には、約40万株の芝桜が植栽されており、その広大な敷地を花のじゅうたんが埋めつくす4月中旬から5月上旬が見ごろと言われる。しかし、『あの花』と『ここさけ』の両作品の舞台として登場して以来、作品の世界観に浸りたいファンにとっては今や一年中楽しむことができる人気スポットになった。同所には『ここさけ』の一場面の隅に映り込んでいる緑色の三角コーンまで、アニメと同じ位置にそのまま残されていて、登場人物になりきって同じ構図で記念写真を撮ることもできる。

 

『ここさけ』は幼い頃のトラウマで言葉を発することができなくなった高校生のヒロインが、それぞれ心に傷を持ち本音を言えないクラスメイトたちとの交流を通じて、成長していくストーリー。登場人物たちのぎこちない会話の行間を満たすかのように、秩父のリアルな風景が挿入される。

 

高山一実は「主人公のいろんな想いとかもあるんですけど、周りのみんなの優しさに私はすごく感動しました」と話し、深川麻衣は「観る人によってどの登場人物の立場に共感するかが変わって来る」と魅力を語った。

 

深川麻衣(左)と高山一美(右)
深川麻衣(左)と高山一実(右)

 

 

『ここさけ』を観て自分と重ねられる人物を見つけたなら、次は「聖地」をめぐってみてはどうだろうか。登場人物が青春を過ごした美しい風景が、今度はあなたにとっての思い出の場所となるはず。

 

 

映画『心が叫びたがってるんだ。』
http://www.kokosake.jp/
大ヒット全国上映中。
©KOKOSAKE PROJECT

 

 

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