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2018.07.02

日本一の名脇役! 東京タワーが初のロケ地マップを作成

今年で開業60周年を迎えた東京のシンボル・東京タワーが、初のロケ地マップを発行。映画・ドラマを中心に、東京タワーで撮影された人気作を登場シーンとともに紹介しており、主人公気分で東京タワーを楽しめるツールとして話題を集めている。

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 「東京」と聞くと真っ赤にそびえたつ東京タワーを思い浮かべる人がほとんどなのは、きっと誰しも映像の中で見るその姿が目に焼き付いているからだろう。その通り、東京タワーは日本一の名脇役と言っても過言ではない。総合電波塔として、そして観光スポットとして堂々とそびえたつ姿とは裏腹に、映画やドラマの物語のなかではそっと佇み、時には都会への憧れとして、時には人々のよりどころとして東京の風景を彩ってきた。
移りゆく時代のなかで見守ってきたドラマは数知れず、例えば連続テレビ小説『ひよっこ』では昭和のデートスポット、映画『ALWAYS 三丁目の夕日』では建設中の東京タワーが人々の夢・希望の象徴として登場。一方、平成のトレンディドラマでは華やかな大都会を象徴するように、『東京ラブストーリー』ではタイトルバックに映り込み、『働きマン』ではハート形の電飾が光るタワーの真下でヒロインが誕生日を迎えるシーンが撮影された。昭和と平成を約30年ずつ生きた日本の電波塔は、物語の中でその時代をしっかりと反映させている。

 今回発行するロケ地マップには、そんな60年間の歴史を振り返りつつ、作品を観て行けば物語を追体験できる内容となっている。タワー内で撮影されたドラマ『好きな人がいること』や『東京タラレバ娘』など、フロアのどこで撮られたのか、実際の位置まで明確に教えてくれる。ヒロインになりきって写真を撮るもよし、ドラマでも出てきたグッズを買ってみるもよし。まずは作品を観て象徴的に映るタワーの姿を予習することで、行ったときの楽しみ方も2倍になりそう。
リニューアルされたトップデッキツアーも予約受付中なので、新しい東京タワーを実体験してみよう。

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