予算がねえ!でも若狭地域でうめえキャンペーン展開中!
福井県の敦賀若狭地域(東から敦賀市、美浜町、若狭町、小浜市、おおい町、高浜町の6市町で構成)は若狭湾に面した6つの市町からなる地域。かつては「御食国(みけつくに)」と呼ばれ、皇室へ食材を献上していた由緒あるところだ。1977年に開催された、日本赤十字社福井県支部結成100周年記念式典では、三笠宮殿下が福井県の梅を使った梅酒を召し上った。これをきっかけに、福井梅は皇室への献上品となり、全国的な知名度を獲得していった。収穫時期は6月から7月。今年の収穫はもうすぐだ。
福井梅の歴史は古く、江戸時代の天保年間にまで遡るといわれている。「西田梅」として親しまれ、梅酒ブームを機に、その外見から「青いダイヤ」と呼ばれ、全国で愛されるようになった。福井県でも栽培を推奨し「うめの里づくり事業」を推進した。その結果、一時は全国3位の生産量を誇った。
そんな食彩あふれる福井県若狭地域で最近、とある自虐的なPRが注目を集めている。若狭湾観光連盟(福井県小浜市)が制作した地域PR動画「若狭の魅力を伝えたいけど予算がねえ」だ。若狭地方を貫くJR小浜線を横目にレンタサイクルで周遊し、浮いたお金で若狭の魅力を伝えるコミカルな演出は、アジア最大級の国際短編映画祭「ショートショートフィルムフェスティバル・アンド・アジア2021」の観光映像大賞部門で、最終候補に選ばれた。
岩本克己事務局長(64)は「この動画をみて、嶺南6市町(敦賀市、美浜町、若狭町、小浜市、おおい町、高浜町)の魅力を感じて遊びに来てほしい。また、北陸新幹線の開業も視野に入れた新しいファンの獲得にも力を入れたい」と話す。自虐的な若狭地域の次なる自虐にも期待が集まる。
福井県「若狭湾観光連盟」では、動画の公開と同時にキャンペーンを実施している。動画を見てクイズに答え、正解すると抽選で40名に最大5000円分の選べる電子マネーギフトが当たる。まずはFUKUI若狭ONEweb公式twitterアカウント「@wakasabay」をフォロー・リツートして、続いてクイズとアンケートに解答しよう。
梅で有名な若狭湾の魅力を知ることができるとともに、電子マネーまで当てることができる、まさに一石二鳥の「うめえキャンペーン」に、ぜひとも応募してほしい。応募締め切りは2021年6月28日(月)23:59までとなっている。
動画を見てクイズに答えよう!キャンペーン実施中!
こちらから:https://wakasabay.jp/articles/-/674
【キャンペーン 応募締め切り】
2021年6月28日(月)23:59
【プレゼント内容】
選べる電子マネーギフト5,000円分を5名様、500円分を35名様(Amazonギフト券、nanaco、楽天Edyのいずれか)