映画『マスカレード・ナイト』が2週連続興行収入1位でヒットを記録している。同映画は全てを疑う潜入捜査官（木村拓哉）とお客様を信じぬくホテルマン（長澤まさみ）の正反対バディが殺人予告を未然に防ぐために奮闘する。

物語の舞台となる「ホテル・コルテシア東京」のモデルは原作者・東野圭吾のお気に入りのロイヤルパークホテルがこの『マスカレード・ナイト』と言われている。ロイヤルパークホテルは前作『マスカレード・ホテル』でもロケ地として使用されており、今作でも、感染症対策を徹底して一部のシーンのロケを受けいれたという。映画を観た人からはこんな素敵なホテルに泊まってみたいという声が多数上がっている。

このように映画のロケ地になったホテルは、鑑賞者に「泊まってみたい」と思わせる魅力にあふれている。

ロケーションジャパン10月号では、ロケ地になったホテルを特集。泊まってみたいロケ地ホテルのランキングを発表している。

▼泊まってみたい国内ロケ地ホテルTOP10

1位　ホテルニューグランド（映画『THE有頂天ホテル』『ツナグ』など）

2位　ロイヤルパークホテル（映画『マスカレード・ナイト』など）

3位　リーガロイヤルホテル東京（ドラマ『半沢直樹（2020）』『恋はDeepに』など）

4位　ホテルニューオータニ東京（映画『007は二度死ぬ』、ドラマ『半沢直樹（2020）』など）

5位　アンダーズ東京　虎ノ門ヒルズ（映画『記憶にございません！』『唐人街探偵 東京MISSION』など）

6位　宙SORA 渡月荘金龍（ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』ほか）

7位　ホテルカターラ リゾート＆スパ（映画『テルマエ・ロマエ』ほか）

8位　伝伯 リリーの家（映画『男はつらいよ』シリーズほか）

9位　ホテル椿山荘 東京（ドラマ『半沢直樹（2020）』『ハゲタカ』ほか）

10位　新富良野プリンスホテル（ドラマ『北の国から』ほか）

※ホテル名の後の（）はロケを受け入れた作品

1位は三谷幸喜監督の大ヒット映画『THE有頂天ホテル』のロケ地となった、横浜にあるホテルニューグランド。上述の『マスカレード・ナイト』のロケ地、ロイヤルパークホテルは2位。これまでに1300件以上ものロケを受け入れてきたというリーガロイヤルホテル東京は3位という結果となった。

あなたの「泊まってみたい」憧れのロケ地ホテルはあっただろうか？

この秋はホテルを選ぶ1つの基準として、映画・ドラマの「ロケ地」を候補に考えてみるのもおすすめだ。

出典：ロケーションジャパン10月号（2021年9月15日発売）「ご褒美を、私にあげよう。ホテル特集2021」