過去にテレビドラマ化され話題になった人気漫画「HOTEL」。
その四世紀半後を描いた物語が、ディーン・フジオカさん主演で放送・配信される。
ホテルという様々な人間関係が渦巻く場所で、どのような物語が繰り広げられるのか――。
プロデューサーの井口正俊さんにインタビューした。
―ホテルを舞台に現代の問題を映し出す―
WOWOWにて9月10日から放送・配信が開始された『連続ドラマW HOTEL-NEXT DOOR-』。漫画界の巨匠・石ノ森章太郎の名作コミックを原作に、舞台をホテル競争が激化した現代に移して、老舗ホテル・プラトンの凋落と危機を描いている。
「ホテルを取り巻く状況は、原作が描かれた時代から大きく変化しました。その中で、ホテル自体がどう変わっていくのかというのがテーマになっています」。そう話すのは、ドラマの企画・制作に携わった井口正俊プロデューサー。「新しいものを取り入れていく必要がありますが、受け継がれてきたものを継承していくのも大切。これは今、ホテル業界だけでなく様々な業界がぶつかっている壁だと思うので、多くの方に共感してもらいやすいのではないかと考えています」――。
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『連続ドラマW HOTEL-NEXT DOOR-』
落ち目の老舗ホテル再建のため、総支配人として招へいされた三枝克明(ディーン・フジオカ)。
切り口鋭い業務改革を実施していくが、実は彼には隠された秘密と別の目的があり……。
WOWOWにて現在放送・配信中
毎週土曜22:00~(全6話)
井口・正俊プロデューサー
数々のWOWOWオリジナルドラマを手掛ける。最近の作品に『連続ドラマW 松本清張「眼の壁」』(22)、『前科者—新米保護司・阿川佳代—』(21)、『男コピーライター、育休をとる。』(21)など。