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■エンタメ
2022.11.07

【ドラマワイド】人と地域を元気にする 朝ドラ『舞いあがれ!』

東大阪で生まれたヒロインが、長崎県の五島列島に伝わる「ばらもん凧」に魅せられて、空への憧れを抱く、朝ドラ『舞いあがれ!』。今回のインタビューでは、見ている人が前向きになれる作品のテーマ設定についてや、舞台となる地域への想いなどを制作統括チーフ・プロデューサーの熊野律時さんに聞いた。

 

空を見上げるヒロインの前向きさを届けたい

「向かい風を受けてこそ、空高く飛べる。そんな前向きなメッセージを、作品を通して届けたい」と、熊野さんは本作に込めた想いを語る。

 

福原遥が演じる主人公の岩倉舞は、さまざまな困難に直面しながらも、決して下を向くことなく、空を見上げて進んでいくひたむきなヒロインだ。「今、世の中ではたくさんの悲しいことや大変なことが起きています。つらい、しんどいと思うことも多いですが、それをしっかりと受け止めて、ポジティブな力に変えていく生き方を伝えられたら」。

 

舞台の一つに長崎県の五島列島を選んだのにも、「向かい風」というキーワードが関連している。舞は長崎県の伝統工芸品である「ばらもん凧」に魅せられて空に憧れるのだが、まさに凧は向かい風を受けないと飛ぶことができないもの。向かい風を舞いあがる力に変えて、広い空を優雅に飛ぶその様が、思い描くヒロイン像と合致することから、白羽の矢が立ったのだ。

 

舞の故郷で、もう一つの舞台である大阪府の東大阪市は、古くから「モノづくりのまち」として名をはせてきた。市内の製造業の事業所密度は1k㎡あたり115,2つで全国1位。「鉄の塊である飛行機が飛ぶのはおびただしい数の部品と技術があるからこそ。その背景にいる職人の技術の結晶なんです。飛行機に憧れを抱くヒロインの原点に、モノづくりをしている町があったら素敵だと思いました」。

 

〈作品情報〉

連続テレビ小説『舞いあがれ!』

毎週月~金曜 8時~8時15分(NHK総合)

出演:福原遥、高橋克典、永作博美、横山裕、高畑淳子、赤楚衛二、山下美月 ほか
脚本:桑原亮子、嶋田うれ葉、佃良太
演出:田中正、野田雄介、小谷高義、松木健佑

 

LJ感謝祭開催!!

11月26日(土)にLJ感謝祭の開催決定!!場所は日本橋にある長崎館!
『舞いあがれ!』の舞台にもなった長崎のアンテナショップになります。
当日は長崎にちなんだ豪華賞品がたくさん!また、『舞いあがれ!』ブースなど盛りだくさんです!
ぜひお立ち寄りください!!

 

 

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