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インタビュー&コラム

■俳優インタビュー

高橋一生
映画『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』

「パリの街並みの中で 違和感なく露伴でいられた」

 

あの岸辺露伴がスクリーンに登場します。
ドラマシリーズに続き、主演はもちろん高橋一生さん。
4年にわたり演じてきた露伴への想いと、日本とフランスでの撮影の日々を語ってくれました。

 

現実味のない異国で芝居に集中できた

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露伴愛に満ちたパリの制作現場

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『岸辺露伴は動かない』といえば、シリーズ累計発行部数1億2千万部を超える荒木飛呂彦の大人気コミック『ジョジョの奇妙な冒険』のスピンオフ。今や原作を知らない層にも露伴の名は浸透しているが、そのきっかけとなったのが、2020年以降3期にわたって放映された実写ドラマだ。実写版に厳しい目を向けがちの原作ファンからも高い評価を得ただけでなく、相手の生い立ちや秘密を本にして読み、指示を書き込める特殊能力〝ヘブンズ・ドアー〟を備えた主人公、人気漫画家・岸辺露伴の魅力と、彼が奇怪な事件に立ち向かうストーリーが幅広い層を惹きつけたのだ。 

この反響の少なからぬ部分を担っているのが、露伴を演じた高橋一生さんであることは間違いないだろう。原作ファンを公言する高橋さんは、役への深い理解とともにドラマの撮影に挑んだ。そして今回、高橋さんも賛辞を贈る「露伴愛」一杯の制作チームが、ドラマで演出を務めた渡辺一貴さんを監督として、劇場長編作品に挑んだ。それが映画『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』だ。

「撮影はとてもスムーズでしたね。僕たちが現場に入る頃には、日本とフランスの制作チームがものすごく仲良くなっていたんですよ。各部署に通訳さんがいて言葉の壁もない。フランスのスタッフも全員、監督の思い描く〝絵〟を理解していてとても真摯に取り組んでくれていました。動きも有機的だし、この人たち、ドラマの撮影現場にもいなかったっけ?と思うくらい(笑)。テイクはドラマと変わらない速さでしたよ」

 

つづきは本誌でお楽しみください

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