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2024.08.02

『アド街ック天国』1位で話題の「茂原七夕まつり」 7月27日28日に開催

 

 あらゆる街を徹底的に紹介する地域密着情報バラエティ番組『アド街ック天国』(=以後略称「アド街」)。「あなたの街の宣伝部長」と司会者の井ノ原快彦がオープニングで語るように、番組放送後の反響は大きく、放送開始から29年経っても愛され続ける番組のリサーチ力に定評がある。なかでも千葉県内のエリアは通算56回も取り上げられており、例えば千葉県いすみ市(2021年4月放送)では、11位に選ばれた「高秀牧場」の商品が放送5分後には3か月待ちになったことが当時多くの記事に取り上げられた。

 そんな『アド街』で千葉県内のエリアで通算56回目に選ばれたのが千葉県の茂原市(6月放送)だ。1位となった「茂原七夕まつり」(7月27日(土)、28日(日)開催)の様子を追った。

 

 

 「茂原七夕まつり」は、「湘南ひらつか七夕まつり(神奈川県平塚市)」「入間川七夕まつり(埼玉県狭山市)」に並び関東三大七夕まつりと称される。駅を出るとすぐに出店が並び、夜が近づくにつれて人出も増していった。竹あかり展示や大道芸ショーなど各イベントにも人だかりができ、2日間に分けて行われる「もばら阿波踊り」や「YOSAKOI夏の陣」も大盛況。阿波踊りのオープニングセレモニーで市原淳市長は、「地元である茂原市を、どんどん盛り上げていきたい」と話した。

 

 『アド街』で「ロケのまち」として紹介されるだけあって、今年は、興行収入40億円を超える大ヒットとなった映画『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』で野本隧道がロケ地となるなど、話題作が撮影され続ける茂原。市内には俳優たちのサインのほかロケ地ポスターやロケ地マップ、ロケ地パネルなどが設置され、訪れた人が存分に楽しめる仕掛けも。道行く人からは『アド街』を見てきたという声も聞かれ、その反響の大きさを物語っていた。

 

 

 

 

 ごく普通の場所が聖地になるような展開もあるロケツーリズム。今後もロケのまち・茂原の盛り上がりに期待したい。

 

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