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2015.05.15

ドラマ『流星ワゴン』で話題の地「鞆の浦」を楽しむならロケ地マップがおススメ!

今年1月~3月にTBS系列で放送されたドラマ『流星ワゴン』。今、ロケ地となった広島県福山市鞆の浦が盛り上がりをみせている。ドラマ化にあたりロケ地に選ばれたのが広島県福山市鞆の浦。チュウさんが話す活き活きとした備後弁も物語に深みを出した。

西島秀俊さん演じる主人公・一雄とその父親の「チュウさん」こと忠雄を演じた香川照之さんのW主演で話題になった。直木賞作家・重松清の大ベストセラー小説が原作で、「涙腺崩壊!」と話題沸騰、日本中を感動の渦に巻き込んだ。

主人公・雄一の故郷であり、チュウさんが暮らす町として登場した鞆の浦は、古くから漁港として栄えた瀬戸内海国立公園を代表する景勝地。万葉の時代から潮待ちの港として栄え、歴史ある町並みと独自の文化を、人々がしっかりと守り続けている。『流星ワゴン』放送以前から、ジブリ作品『崖の上のポニョ』のモデル地として、ハリウッド映画『ウルヴァリン: SAMURAI』のロケ地として、すでに多くのファンが訪れていたが、『流星ワゴン』放送後は、鞆の浦が作品一色に染まった。

 

広島県福山市鞆の浦02
鞆の浦の港

 

鞆の浦 平成いろは丸

 

平成いろは丸02
いろは丸

 

太田家住宅
国の重要文化財指定を受けた太田家住宅

 

「ドラマの反響に応える形で観光客が放送前と比較して急増し、ホテルも予約率が上がったと嬉しい悲鳴を上げています。地域では急きょ観光ガイドの人数を増員しました」と、福山観光コンベンション協会の宗野慎司さんは語る。

 

4月には、ロケ地マップ「日曜劇場『流星ワゴン』ロケ地めぐり」マップの無料配布を開始。

 

鞆の浦ロケ地マップ03

 

鞆の浦ロケ地マップ02

 

 

福山フィルムコミッションや鞆の浦観光情報センターのほか、ホテルでの配布も徹底し、現地の観光ガイドもロケ地マップの内容に基づいた観光案内を実施するなど、町ぐるみでバックアップしている。

チュウさんの家の設定で登場したセットの蔵、撮影で使用されたワゴン(オデッセイ)の展示のほか、鞆の浦でのみアクセス可能な『流星ワゴン』の撮影情報サイトの立ち上げなど、ロケ地マップには作品のファンが楽しめる内容が満載。

 

特におススメなのが、ロケ地で実際にできる「ロケ地でなりきり写真」だ。
チュウさんと若い衆が歩いた印象的なシーンの場所や、町の象徴でありドラマでも重要な役割を果たす常夜燈についてもわかりやすく紹介。その前で実際のシーンを再現して記念写真を撮影する人が続出した。ほかにもチュウさんの会社「丸忠総業」や「おもちゃ屋 真島」など、作品に登場した建物が現存しており、ロケ地マップで紹介している撮影スポットは多い。

『流星ワゴン』のスタッフやエキストラの声が多く掲載されているので、制作シーンをイメージしながら鞆の浦を散策する醍醐味がある。

作品がロケ地に人を動かし、町を活性化するロケ地マップは、ファンにとって作品の世界観を味わうための最強のツール。

『流星ワゴン』以外にも全国各地で製作され、内容も地域や作品によってバラエティ豊か。読むだけでも楽しい内容だが、ぜひロケ地マップを片手にロケ地めぐりを楽しんではいかが?

 

■ロケ地マップ配布場所
福山フィルムコミッション
鞆の浦観光情報センター

■お問い合わせ先
福山観光コンベンション協会
084-926-2649

 

 

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