空の玄関・成田が舞台!ドラマ『あぽやん』をロケ地から楽しむ
現在、TBS系列木曜21時~放送中の『あぽやん~走る国際空港』の舞台がすごいことになっている。
空港を舞台にしたドラマや映画は今まで数多く撮られてきたが、旅行者を笑顔で送り出すプロフェッショナル「あぽやん」を主人公にしたドラマは初めてだろう。
「あぽやん」とは、旅行業界用語で、発券ミスや予約重複など、空港のカウンター裏で起こるさまざまなトラブルを解決し、お客様を笑顔で無事に送り出す旅行会社のプロフェッショナルのこと。伊藤淳史さん演じる主人公・遠藤がお客さんのトラブル解決のために走り回る。
ドラマを観ていると、とにかくリアリティがすごい。それもそのはず、このドラマ、成田国際空港、ジャルパック、日本航空、成田市と錚々たる協力者を得て、撮影が進んでいる。実際の成田空港に、本物の飛行機、旅行会社スタッフの徹底的所作指導、成田市役所、成田山新勝寺から各電鉄まで、オール成田の取り組みなのだ。遠藤の同僚である森尾晴子(桐谷美玲)の実家は成田山新勝寺参道の老舗和菓子屋で、亡母も空港勤務、趣味は飛行機を撮影する「空美ちゃん」であるなど、ヒロインの設定も徹底的に“成田”となっている。
成田がロケの受け入れ窓口を設けたのは2年半前。羽田空港の国際化に対抗するべく、シティプロモーションを目指して、すでに100本近い作品を受け入れてきた。満を持しての成田ドラマ。
「空港という特殊な空間でここまで大規模なロケをするのは前代未聞。皆様のご助力のおかげで快適に撮影させていただいています」(TBS宣伝部の小山陽介さん)。
ハートフルコメディをさらに楽しむにはロケ地に注目!
『あぽやん~走る国際空港』
毎週木曜21時~TBS系列
©TBS