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インタビュー&コラム

TOPRUNNERに聞く!

売上NO1宅配ピザ「ピザーラ」
㈱フォーシーズ代表取締役会長兼CEO 淺野秀則氏

売上高NO.1「ピザーラ」成功のきっかけは、映画『E.T.』と自身の行動力。

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世界も注目するエンタメ、グルメ、ローカル情報などを、業界のトップランナーインタビューし、成功の秘訣・今後の展望を語っていただく「トップランナーに聞く!」の第1回目となる今回は宅配ピザチェーン店「ピザーラ」をはじめ、三ツ星レストラン「ジョエル・ロブション」やハンバーガーショップ「KUA `AINA(クア・アイナ)」など約50のブランド飲食店を営んでいる株式会社フォーシーズの淺野秀則氏に「ピザーラ」を日本一に成長させた秘訣を伺いました。

 

日本になかった宅配ピザを、始めたきっかけは?

レンタルビデオ店を経営していた際、仕入れる映画の参考に『E.T』を観に行きました。映画の冒頭でビザのデリバリーのシーンがあり、当時の日本ではまだ一般的ではないシステムで「面白いな」と思ったのです。アメリカのデリバリーピザ店にフランチャイズのお願いをしに行きましたら、「直営でしかやっていない」と断られまして。「それなら自分たちで作ろう!」と思い立ち、ピザーラを設立しました。

 

日本独自のこだわりのおいしさとは?

アメリカの味というのは、どこへ行ってもほとんどが均一化されています。それに比べ日本はラーメン一つとっても北海道から九州まで色々な味がある。味の差別化ができています。そのためピザーラでは、日本人、特に女性の味覚にあうピザを作ろうと決めていました。17,8年、レシピを研究しているうちに「重要なのはソースだ」ということに気付き、ソースにこだわり、独自に日本での味の追求を深めていきました。その結果、ピザーラは日本人の舌に合うピザの展開という点でパイオニアといえる存在になったのではないでしょうか。今でも、最後は、必ず商品開発担当である社長が味見をして決めています(笑)

 

 

究極を追い求めることで、夢は向こうからやってくる!

「和食の研究」で分かったこととは?

実は、ピザの味を研究している時に、ソースの世界一は、「フレンチじゃないかな」という話が出て、さらに、「それでは世界で一番有名なフレンチのシェフは誰だ」ということで名前が挙がったのが、ジョエル・ロブション氏でした。しかし当時、彼はもう引退をしていて話をしにいくことができなかったため、その時は、それ以上、話は進みませんでした。

一方で、和食の研究をし続けながら、銀座の料亭や「大かまど飯寅福」というご飯の食べ比べができる店舗も展開してきました。そこでは各県と組んで、今は秋田、その前は福岡、というように地域の食品を取り入れ、関東の人が知らないようなメニューをたくさん提供したりしています。このような「和食の様々な楽しみ方」を、さらに発展させて広げていきたいな、と思っていた時に、ジョエル・ロブション氏の方から「日本で展開したい」という話が舞い込んできました。

そして、「これもご縁だ」ということで引き受けたことから、「ジョエル・ロブション」がグループに加わり、現在では、和食・イタリアン・フレンチなど多くの分野の料理店を展開。新たな「料理」の発見に繋がっています。

 

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これからさらに目指したいことは?

新しいデリバリーの形とは何か?を考えています。今までは都心や若い人を中心に展開してきましたが、今度はまた違う年齢・地域のターゲットに向かって、新しいチャレンジをしていきたいです。

また、最近人気の「聖地巡礼」のグルメ、というのも気になっています。先日NHK「あさイチ」でロブションを特集していただいたこともあり、今度は映画やドラマとの連携なども考えていければ、と思っています。

 

~取材を振り返って~

今や知らない人はいないのではないかといえるピザーラの創業のきっかけがあの映画『E.T.』だったとはびっくり。淺野会長が「今に至るまでに多くの失敗を重ねてきていますが、それはより多くのチャレンジをしている証拠でもあります。失敗を恐れずに、新たな事に挑戦し続けていきたいと思います。」と語るように、「これだ!」というひらめきから大きな事業を実現させるアグレッシブさ、トライ&エラーを恐れないハングリーさが成功の秘訣だと思いました。聖地巡礼をはじめ、常にアンテナをめぐらせ最新の情報や世の中の流れや新たなニーズの創出に敏感な淺野会長。フォーシーズのさらなる飛躍に今後も目が離せません!

 

【PROFILE】 売上NO1宅配ピザ「ピザーラ」

■数々の作品のロケ地に選ばれたシャトーレストラン ジョエルロブション(恵比寿)■

ドラマ『僕のヤバイ妻』や『アイムホーム』等数々のロケ地に選ばれたシャトーレストラン ジョエル・ロブション。

1月14日発売のロケーションジャパン79号の表紙も、ここシャトーレストラン ジョエル・ロブションで撮影されました。

 

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ジョエル・ロブション氏が世界中で展開するレストランの中でも最高峰のブランドとして世界を魅了し続けている、ガストロノミー “ジョエル・ロブション”。

シャンパンゴールドと黒で統一されたラグジュアリーな空間が非日常へと誘います。

 

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シャトーレストランの2階にある隠れ家的なバー「ルージュバー」

赤を基調に黒を配した艶やかで神秘的な空間が広がります。

 

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ラ・ターブルのテラス席では季節の花々に囲まれながら優雅なひと時を。

都心部にいるとは思えない景観の中で一流の料理を楽しめるなんて贅沢!

 

シャトーレストランジョエルロブションの詳細はコチラから

http://www.robuchon.jp/

 

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