映画『雪の華』
最高のロケーションと環境で
演じられて幸せでした
「今年、最初の雪の華を――」のサビを聴けば誰もがメロディーを思い出す
冬の名曲、中島美嘉さんの『雪の華』が美しい映画になった。
しかも物語の舞台の一つは、女性に大人気のフィンランド!
本作で初共演を果たした登坂広臣さん、中条あやみさんに
フィンランドの魅力、国内ロケ秘話についても伺いました。
切ない大人の純愛は
あの有名楽曲がベースに
互いの発言に真剣に耳を傾けたかと思うと、時には笑顔で突っ込みを入れ合う。
恋人同士というより兄妹のように仲睦まじい登坂広臣さんと、中条あやみさん。
お二人が初共演を果たした映画『雪の華』は、中島美嘉さんの同名楽曲からインスパイアされたというオリジナルのラブストーリーだ。
三代目 J Soul Brothersのボーカルとして、また現在はソロとしてもアーティスト活動を精力的に行う登坂さん。
2014年に公開された映画『ホットロード』で、鮮烈なスクリーンデビューを果たして以降、人気シリーズ『HiGH&LOW』への出演はあったものの、本格的な恋愛映画出演は久々となる。
そして中条さんは、今や出演作が目白押し。18年は既に二本の主演作が公開されるなど、今最も勢いのある人気女優の一人と言っていいだろう。
そんな二人が日本とフィンランドを舞台に、切ない大人の恋を繰り広げる。
「最初に『雪の華』という素晴らしい楽曲をベースにした映画になるとお聞きして、一体どんなお話になるんだろう? とすごく楽しみでした」
とオファーを受けた当時を振り返る登坂さん。
久々の映画への出演に当初は迷いもあったそうだが
「かなり前からプロデューサーの方々や橋本監督からこの作品への熱意を伺っていました。
だから、演じさせてもらうからには役目をしっかりと果たさなければと思いました」
と真摯な表情を見せる。
中条さんも
「冬になると必ず聴くすてきな曲ですよね」
と同意。
「すごくはかなくて、冬にピッタリの曲だと思います。
この曲が映画になることに最初は不思議な思いもありましたが、美雪という女性を演じられることが、とてもうれしかったです」
前向きなヒロインが
作品を明るく照らす
ガラス工芸家を目指しながら、普段はカフェで働く悠輔は、亡くなった両親の代わりに妹弟を育てる苦労人。
そして幼い頃から体の弱かった美雪は、ついに余命宣告を受け絶望のどん底に。
そんな二人がある衝撃的な出会いを果たし、美雪は悠輔のカフェの経営危機を救うため
「私が出します、100万円。その代わり1カ月間、私の恋人になってください」
と大胆な提案をする。もちろん自分の命に限りがあることは隠して。
「引ったくりに遭った美雪を偶然通り掛かった悠輔が救うという、かなり特殊な出会いのシーンが悠輔の最初のシーンだったので、監督やあやみちゃんと相談しながら大事に演じていきました。
一見ぶっきらぼうな態度の悠輔ですが、彼の強さと優しさがギュッと凝縮された部分でもあると思います。
後日いきなり“100万円の代わりに恋人になって”なんて突拍子もないことを言ってくる美雪に戸惑いつつも、どこか美雪に影を感じて少しずつ引かれていったのかもしれません」
そんな登坂さんの言葉を聞いて、
「美雪は私にとってとても難しい役でした」と感慨深げに振り返る中条さん。
(続きは本誌を御覧ください)
■Story
幼い頃から病気がちだった美雪の夢は、“約束の地”フィンランドで赤いオーロラを見ること。しかしついに余命宣告を受け、追い打ちを掛けるように引ったくりの被害に遭ったところを、通り掛かった青年、悠輔に救われる。半年後、悠輔が働くカフェで偶然悠輔と再会した美雪。そこでカフェが経営危機に陥っていると知り「私が出します、100万円。その代わり1カ月間、私の恋人になってください」と持ち掛ける美雪に、戸惑う悠輔だったが…。
■作品詳細
映画『雪の華』
監督:橋本光二郎 脚本:岡田惠和
音楽:葉加瀬太郎
出演:登坂広臣、中条あやみ、高岡早紀、浜野謙太、箭内夢菜、田辺誠一 ほか
(C)2019映画「雪の華」製作委員会
2月1日(金)全国ロードショー
■LJ表紙ポスタープレゼント
登坂広臣さん×中条あやみさんの表紙ポスターをプレゼント。応募要項は以下のとおり。
■応募方法
ロケーションジャパンの公式Twitterをフォロー&本記事ツイートをRTしていただいた方の中から抽選でプレゼントいたします。
当選者の方には、ロケーションジャパンTwitterアカウントよりDMをお送りさせていただきます。
※当選後、住所の送付が可能な方のみご応募ください。個人情報につきましては、プレゼントの発送以外には使用いたしません。
※当選の発表は、賞品の発送をもってかえさせていただきます。
<応募締切>
3月14日(木)まで