LJ特派員★伊庭野はるかのバルセロナ日記
【花の絨毯に飾られた海辺の街!あの映画のロケ地シッチェスの夏のお祭り】
バルセロナを歩く人はもう夏の装いです。たまに雷雨がやってくることもありますが、いつもは日差しが強く、じりじりと肌が焼けていくのがわかります。
さて、6月最初の週は、キリスト教の重要な儀式である「聖体祭」がありました。
地域によって盛んなところとそうでないところがあるのですが、バルセロナから電車で40分ほどの海沿いにある街・シッチェスでは、毎年街をあげて大がかりなお祭りが行われます。
その目玉は、街のいくつもの路地に鮮やかな花を1輪ずつしきつめ、それぞれデザインされた模様や絵を作る“花の絨毯”!これは聖体祭の日曜にだけ行われるイベントなんです。
昨年の聖体祭は夏真っ最中の陽気で、ビーチはたくさんの人でにぎわっていました。
昨年の記事はこちらから!
http://locationjapan.net/interview/barcelona20170710/
そしてここシッチェスは、昨年公開された山崎賢人さん主演の映画『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章』のロケ地でもあるんです!地中海を臨む街のロケーションと、中世を思わせる路地や建物の美しさが、映画の世界観にぴったりとはまっていましたね。
『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章』ロケ地紹介はこちらから!
http://locationjapan.net/interview/barcelona20170609/
今年の“花の絨毯”が見られる日曜日は、この地域では珍しく雨がしとしと降る肌寒い日。
『ジョジョ』の映画で通学路となったマリティム通りも雨模様でした。
それでも、お昼12時頃シッチェスに到着すると、すでに花の絨毯は完成していました!
こんなに長い作品も!
この花の絨毯をたどっていった先に、海が!このロケーション、とても素敵です。
こんなにかわいい作品もあります。
地元の学校の生徒がデザインした絵や模様もたくさんあり、バラエティーに富んでいるところも見どころです。
カタルーニャ地方のお祭りの定番、ヒガンテ人形もお目見え!
「ヒガンテ」というのは大きいという意味で、文字通り大きな人形。この中に大人が入り、街を練り歩いて祭りを祝います。
この花の絨毯、作っているのは地域に住む人のグループや、学校に通う子ども達。毎年違うデザインの絵や模様を作っています。
これ、横から見るととても立体的に作られているのがわかります。
浮き上がって見える部分と平面に見える部分があり、それぞれ花の盛り上がり方を変えています。こういった技術も、地元の大人が子供に教えていくんだとか。
ちなみに、作品に使って余ったお花は一か所に集められ、観光客や地元の人が持ち帰って飾ることもできます。私も一輪いただきました!
様々な世代が楽しみ、年長者が若い世代へ伝承していくというのはお祭りの万国共通の良さだと思います。
今年も目麗しい花をたくさん見られて、今年も大満足で帰路に就いたのでした。