LJ特派員★伊庭野はるかのバルセロナ日記
【旅行する方も必読! ヨーロッパ暮らしのカバンの中身~ちょっとおでかけ編~】
こんにちは!バルセロナは夜は9時すぎまで明るく、公園で遊ぶ子供たちも多く見られます。海も大賑わいで、毎日こんな快晴が続いています!
さて、今回は、バルセロナで近所にお出かけする際に持ち歩く必需品をお伝えしたいと思います。
日本で働いていた時はいつもメイクセットまで入った大きなバッグを持ち歩き、さらにパソコンの入ったサブバッグを抱えていたのですが、バルセロナの生活に慣れてからは持ち物がぐっと少なくなりました。こちらでオフィス勤務している夫に至っては、財布と鍵と携帯をポケットに入れるだけでカバンすら持たなくなりました。
旅行の時のちょっとしたお出かけ時のヒントにもなるかもしれません!
まずはバッグ。海外旅行の際はひったくりやスリから身を守るために斜め掛けバッグが必須!と言われますが、まさにその通り。
肩掛けのバッグや、チャックでフタができないタイプのバッグはスリに遭う危険がかなり増します。トートバッグのチャックが開いていると、通りがかりの人に「開いているよ」と注意されるくらい、観光客に限らず地元の人も警戒しているんです。
小さなバッグの中身は、必要最低限のこちら!
まずは必需品、お財布。
私はコンパクトな革のものを使っています。
余談ですが、スペインは革製品がとても豊富。いわゆるハイブランドはフランスやイタリアにその王座を譲っていますが、スペインには世界的ブランドではなくてもとても良質でリーズナブルな革の財布やバッグ、靴がたくさんあるんです!
財布はこんな手のひらサイズ。紙幣は折りたたんで入れています。
いちいち紙幣を折りたたむのは面倒なのですが、実はこちらでは普段カード払いが主流で、現金はほとんど使いません。たまに、自販機で使うくらい。友人とレストランで割り勘の支払い!というときも、カード払いで半々の決済をしてくれるんです。
逆に50ユーロ紙幣などの大きな額で支払いをすると、おつりを間違えられてしまうこともしばしば。(ごまかしているのではなく、普段あまり計算をしないので本当に間違えてしまうのだ、と言っているスペイン人がいましたのできっとそうなのでしょう…)
なので、その間違いに気付くためという意味でも、お札を無意識に財布に入れないことが重要かと思います。
欧米で売っているお財布で注意しなければならないのは、ユーロ紙幣のサイズが円の紙幣よりも小さいこと!ヨーロッパで素敵な長財布を見つけて買って帰っても、千円札が入らない!ということがありますのでご注意くださいね!
そして、自宅の鍵です。
とても細かいのですが、これが実は財布よりも大切!絶対に忘れてはなりません。
バルセロナの中心部ではマンションが多いのですが、自室のドアはオートロックであることが多いんです。うっかり鍵を家の中に忘れたままドアを閉めてしまった瞬間、大変なことに!私はこの失敗、もう数回してしまいました…。
海外を旅行する時、近年流行っている民泊を利用する際には注意が必要です。
そしてスマホ。これもうっかりポケットに入れてしまうと、スリに遭う可能性が高まります!なので、必ず鞄に入れるようにします。
実は私、冬に上着のポケットに入れたスマホを盗まれました…。探索アプリで探すと、スマホはどんどん離れて隣の市まで行ったところで電波が切れました。もうあの悲しい思いはしたくない!
今では、常にカバンに入れて、時間を確認するだけのためにスマホを出す習慣はやめました。
以上の3点はどの国でも必須ですよね!
あとは、ボールペン、ティッシュ、水です。
外出先でメイク直しをする道具などもあれば良いのですが、今の季節、外に出るとメイクは汗ですぐドロドロになってしまうので、スーパーに売っているティッシュで汗と浮いたメイクを押さえ、あとは日焼け止めの重ね塗りでしのいでいます。
持ち物が少ないので、ご紹介できる内容があまりないかな…と思っていましたが、持ち物にはお国柄や土地の文化が現れるものですね!
さて、次回はバルセロナを離れて、壮大な映画のロケが行われた場所を紹介します。
「まるで地球じゃない!?」不思議な撮影スポット、いったいどのようにロケを敢行したのでしょうか?お楽しみに!