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バルセロナ日記

LJ特派員★伊庭野はるかのバルセロナ日記

【規制が厳しくなったバルセロナ…最近の小さな楽しみは?】

 

年が明けてからバルセロナは日に日に暖かくなり、最近は20度近くなる日もあります。バルセロナにもスギ花粉があるので、花粉症持ちの私にはとてもつらい季節。でも、だんだんとコートを着ない日が増えていくとともに、少しずつ心が軽くなっていくように思います。

 

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スペインでは、クリスマス時期に規制を緩めたことでコロナウイルス感染者数はまた爆発的に増えてしまいました。それを受けてまた規制が厳しくなってしまい、今は週末に食品以外の買い物ができず、レストランで夕食をとることができず、深夜の外出や市をまたぐ移動もできません。

 

毎年1月の2週目からは大規模なセールが行われて街は大賑わいになるのですが、今年はショッピングモールも閉められてしまい例年のお祭りのような喧騒はありません。寂しいものです。

 

今回は、そんなバルセロナでの生活ぶりを少しご紹介しますね。

 

こちらは私が普段使っている駅です。

 

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バルセロナの主な交通網は、地下鉄とバス、そしてトラム(路面電車)です。近年は車を減らす目的で多くの道路が封鎖されたり、新しいトラムの路線を作るための工事が始まったりしており、街全体が徐々に変わっていきそうです。

 

電車内には、こんなポスターも。

 

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マスクはアゴにかけずにしっかり鼻と口を覆いましょう!ということですね。マスクをする習慣のなかったスペインの人々も、もうすっかり慣れてきたようです。

 

今は、400平方メートル以上の広い店舗の営業ができないので、スペインの洋服メーカーのZARAなど大規模店舗で買い物することはできません。大きな店舗では店内に入れない代わりにこのようなカウンターが出ています。

 

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インターネットで注文してここでピックアップしたり、自宅に届けてもらったりする方法が主流です。

 

スーパーマーケットや市場は健在。

 

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季節の美味しい食材を探していると、つい時間を忘れてしまいます。

 

 

今はバルセロナには観光客がいないので、観光地はとてもすいています。

 

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ガウディ建築で有名なサグラダファミリアやカサバトリョなどは閉館していますが、週末の時間限定などで営業しているところもあるんです。

 

そんな開館中の観光地に足を運ぶことも、最近の楽しみのひとつです。

 

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ここは、自宅の近所にあるガウディ建築「カサ・ビセンス」。ガウディが設計して最初の家といわれています。かわいらしいタイルとレンガが可愛らしい、お城のような家です。

 

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こんな場所でゆったりできるのも今ならではですね。

 

規制も厳しく、感染の恐怖もあって辛い日々。今はできることをしながら、ワクチンの効果がだんだんと出て感染者数が減ってくることを願いつつ、できるだけ楽しんで生活していきたいと思います。

 

 

 

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