LJ特派員★伊庭野はるかのバルセロナ日記
スペインのソウルフード、パエリア発祥の街・バレンシアへ!
皆さんこんにちは!ここスペインのバルセロナは、毎日強い日差しがふりそそぎ夏真っ盛りです。コロナウイルスの感染者は夏に向けてだんだんと減ってきていたのですが、春からの規制緩和とともに大人数での集会をする若者が増え、またじわじわと増えてしまいました。
それでもワクチンの接種者は順調に増え、私も先月打ってきました!
春までは関東地方くらいの面積のカタルーニャ州を出て旅行することはできなかったのですが、5月からはその規制も緩和され、昨年の夏ぶりに国内旅行が叶いました!
今回は、5月に訪れたバレンシアを紹介します。
バレンシアは、バルセロナから電車で南へ2時間半ほど行ったとこにあるスペイン第三の街。バルセロナと同じく地中海に面しており、豊富なグルメと陶芸で有名です。
日本ではバレンシアオレンジが有名ですが、じつはここはスペインのソウルフード、パエリアの発祥の地なんです!
バレンシアのパエリアは、ウサギの肉とカタツムリが入ったものが主流。フランス料理ではエスカルゴなどで人気ですが、バルセロナではあまり見かけません。
中央市場には、カタツムリの専門店も!大きさや酒類によっていろいろあるようです。
パエリアを作るときに使う”パエリアパン”も様々な大きさが揃っています。
そしてこちらはお米の店!
パエリアを作るときに欠かせないお米も、スペインの稲作地帯で作られているんです。
バレンシアオレンジも甘くてとても美味!
太陽の光をたっぷり浴びて育った素材をたくさん使った料理が大きな魅力ですが、バレンシアは陶芸の街でもあります。
こちらは陶器のお店。
古くから続く伝統的な個人商店だけでなく、若い陶芸作家がオープンしたお店もたくさんあり、散歩しているだけでついどんどん買い物してしまい、荷物が大変なことに…
こちらは壁に飾るプレート。
かわいい女の人が、「私たちのパエリアはもう食べた?」と言っています。
色使いが素敵なお皿も、色違いで買いました!
バレンシア在住のデザイナーによるおしゃれなポストカードも。
長い間の外出ができなかった反動なのか、つい買い物をしすぎてしまいました。
バレンシアには、古い建物や伝統的な料理、工芸品がたくさんありますが、同時に現代建築やアーティストの集まる街としても活気を放っているのが印象的でした。
魅力満載のバレンシア、ぜひチェックしてみてくださいね!
※前回までの記事はこちら!