■俳優インタビュー
伊藤亜由美
映画『そらのレストラン』
北海道の食を伝える
発酵熟成シリーズ
「仲間」と味わい分かち合って
人生がよりおいしくなる
「パン、ワインの次はチーズで映画を」
と決めていた伊藤さんが、せたな町のチーズを選んだのには理由がある。
海の見える牧場を舞台にと考えているときに出会ったのが、主人公・亘理(大泉洋)のモデルとなった村上さんのチーズ。
「昆布のような深い旨み、ミネラルを感じるチーズ」
と、初めて口にしたときの感想を振り返る。
肥料は使わず、海風のミネラルを吸収して育った牧草だけを食べた牛のお乳で作るというこだわり。
ワインでいうテロワール。この土地じゃないと作れないチーズというのはすごい価値だと感じたそう。
(続きは本誌を御覧ください)
【PROFILE】
伊藤亜由美
北海道出身。クリエイティブオフィスキュー代表取締役。食、観光、地域産品など北海道のさまざまな魅力を伝えたいという思いから、映画『しあわせのパン』(12)、『ぶどうのなみだ』(14)を企画。映画やTV番組企画だけでなく、ベーカリー事業「boulangerie coron」も展開し、食とコンテンツのプロデューサーとして北海道の魅力を発信。