教えて、先輩!
萩上直子監督
読者の代弁者として、映像業界の名だたる先輩方にインタビュー!作品についての質問をきっかけに、映像業界、そしてこの世界を生き抜いていくためのヒントを探っていきます。今回のゲストは、映画『川っぺりムコリッタ』の公開が控える萩上直子監督です。
富山をロケ地にしたのは
イカの塩辛がきっかけ!?
辻「最新作の映画『川っぺりムコリッタ』を拝見しました。人間の生と死をテーマにした作品は、重くなりがちな印象があったのですが、この作品は荻上さんならではの温かなユーモアが全編から伝わってきて『おいしいご飯を食べて、ちゃんと生きよう』と思える優しい映画だと思いました」
荻「ありがとうございます」
辻「今回、富山で撮影されたそうですが、なぜ富山をロケ地に選ばれたのでしょうか」
—-続きはロケーションジャパン2022年10月号で—–
最新作 映画『川っぺりムコリッタ』
小さな町の塩辛工場で働き始めた山田(松山ケンイチ)は、社長から紹介された安アパート”ハイツムコリッタ”に住むことに。孤独を受け入れて生きていた彼だが、隣室に住む島田(ムロツヨシ)が突然部屋に上がり込んできた日から日常が変わり始める。
9月16日(金)公開
出演:松山ケンイチ、ムロツヨシ、満島ひかり、吉岡秀隆 ほか
監督・脚本:荻上直子
配給:KADOKAWA
©2021「川っぺりムコリッタ」製作委員会
【PROFILE】
萩上直子監督
1972年生まれ、千葉県出身。
2004年の劇場デビュー作『バーバー吉野』でベルリン国際映画祭児童映画部門特別賞を受賞。2006年の『かもめ食堂』が大ヒットし、2017年の『彼らが本気で編むときは、』で日本初のベルリン国際映画祭テディ審査員特別賞を受賞した。
辻・凪子
1995年生まれ、大阪府出身。
NHK連続テレビ小説『わろてんか』『おちょやん』など朝ドラに数多く出演するほか、自身が監督と主演を務めた映画『ゆれてますけど。』など映像の世界で活躍を見せる新進女優。