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インタビュー&コラム

■俳優インタビュー

横浜流星
映画『ヴィレッジ』

「役として生きるために大事なものをロケーションから受け取りました」

 

今、最も多忙な俳優の一人、横浜流星さん。藤井道人監督との6度目のタッグとなった映画『ヴィレッジ』では、京都などでのオールロケに臨みました。「大変だった」と語るその撮影の日々とは?

 

「誰よりも役のことを考える」

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京都ロケでどっぷり役につかる

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 架空の「霞門(かもん)村」を舞台に、環境問題、限界集落、若者の貧困、格差社会など現代日本の闇を描いた本作。この作品で横浜さんは、ある事件をきっかけに村の人々から蔑まれ、母親が槻った多額の借金返済のためにゴミ処理施設で不法投棄に加担させられるなど鬱々とした日々を送る青年・片山優を演じている。

撮影は昨年春から初夏にかけての一カ月強、京都を拠点とするオールロケで行われた。「基本的には東京都内での撮影が多くて、家に帰らずに作品にどっぷりつかれる機会がなかなかありません。だから今回はすごく良い環境の中で撮影できました」

主演映画や舞台が続くなど、多忙を極める横浜さんにとって、1カ月ものロケは稀有な機会。撮影が行われたのは、「霞門村」を想定した京都府南丹市「美山かやぶきの里」を中心に、兵庫県加古川市など2県にまたがる各地。広大なごみ処理場、巨大な再生工場、祭りが行われる神社、能舞台、幼馴染みの美咲の家。どれも実在する場所を使って撮影された。

 

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映画『ヴィレッジ』

能の伝統を受け継ぐ霞門村。美しい村に似合わぬ巨大なごみ処理施設で働く片山優は、過去の事件によって周囲に蔑まれ、鬱々とした日々を送っていた。しかし幼馴染の美咲が帰郷で人生が変わっていく。

 

監督・脚本:藤井道人

キャスト:横浜流星、黒木華、中村獅童、吉田新太ほか

 

 

【PROFILE】 横浜流星

横浜流星(よこはま りゅうせい)

1996年、神奈川県出身。2011年、俳優デビュー。ドラマ『初めて恋した日に読む話』(19)で注目を集める。昨年は多数のドラマ、映画に出演。今年も『ヴィレッジ』の他、現在公開中の主演舞台「巌流島 」や主演映画「春に散る」の公開も控えている。

 

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