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2020.02.17

広大な自然とグルメでおもてなし! 連続テレビ小説『なつぞら』の舞台は大盛況!

この1年でもっとも人を動かし、まちの観光を活性化させた作品と地域に贈る「第10回ロケーションジャパン大賞」。一般アンケート6,000人と4つの指標で、候補作・地域40の中から連続テレビ小説100作目として話題を集めた連続テレビ小説『なつぞら』が、支持率、行楽度、地域の変化、撮影サポート度のすべての指標で高得点を獲得し、準グランプリに輝いた。

撮影では十勝19市町村の観光協会が協力・連携して窓口を一本化し、エキストラの募集や施設使用の支援、地元の食を用いた炊き出しなどを行った。撮影がある日は毎日、ホットミルクやチーズパン、ジャガイモ、アスパラなど「十勝の食」の差し入れや炊き出しでロケを応援。雪の中での温かいおもてなしにスタッフも感激していたという。

構成メンバー30団体からなる『なつぞら』応援推進協議会を設立。モデルルートやロケセットマップを掲載した観光パンフレットをはじめ、ラッピング鉄道やバスの運行、撮影で使用した美術品を展示する「なつぞら展」の開催、多彩な関連グッズの販売など、地域をあげてPRに取り組み観光客を誘致した。

作品ロゴやイラストを使用した関連グッズは120商品以上にも及び山田天陽のモデルとなった画家・神田日勝の記念美術館は来場者数が昨対比5倍に増え、『なつぞら』放送に伴う十勝管内の経済効果は約95億円と発表されている。

【ロケーションジャパン大賞とは】
2018年12月1日~2019年11月30日に公開、放送された映画・ドラマ・アニメ作品を対象とし、「全国規模で公開または放送された作品と地域」「地域の変化が見られた作品と地域」「ロケ受け入れに対し、組織的な対応ができる地域」の効果が出ていた作品と地域を、編集部調べで選出。
4つの指標(支持率・ロケ地行楽度・撮影サポート・地域の変化)をもとにポイント化して選出する。

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