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2023.05.15

『silent』目黒蓮・川口春奈の席は今でも人気! アフターコロナの巻き返しに期待 アフターコロナの巻き返しに期待

切なくも温かいストーリーが反響を呼び、社会現象にもなった2022年10月クールのドラマ『silent』(フジテレビ系)。放送当時は世田谷代田駅やタワーレコード渋谷店など、劇中に登場するスポットに訪れる人が続出した。

 

同じくロケ地として話題となったのがアネアカフェ松見坂店(東京都目黒区)。青羽紬(川口春奈)と佐倉想(Snow Man・目黒蓮)が落ち合うカフェとして作中に何度も登場した。放送当時は全国各地からファンが押し寄せ、平日・休日問わず行列ができるほどの盛況ぶり。多いときは100人並ぶこともあったという

 

放送終了から約半年――。全盛期ほどではないが、ドラマの効果は今でも続いている。予約は主演の二人が座った席のみ可能だが、予約開始からすぐに満席になる状態は相変わらずだ。訪れた人はラテアートで遊んだり、『silent』のシーン写真や目黒さんのアクリルスタンドと写真を撮るなどして楽しんでいる。

 

最近ではドラマの追い風を絶やさないための取り組みも始めた。4月下旬からは、ドラマがきっかけで人気に火が付いたプリンをテイクアウト販売。5月15日からは期間限定で今は使っていないコースターをプレゼントするキャンペーンを実施し、新規客がリピーターになるような仕掛けを作っている。

 

「Bloomberg」(3月24日配信)の記事によれば、今年の世界の旅行トレンドは「ロケ地巡り」。その影響は昨年公開の大ヒット映画『THE FIRST SLAM DUNK』や『すずめの戸締まり』でも出ており、作品を観た観光客が国内外から日本のロケ地・聖地に集まっている。

 

新型コロナウイルスに一区切りがついた今、コロナ下で厳しい営業を強いられてきた飲食店は今後の巻き返しに期待を寄せている。お出かけの選択肢の1つに「ロケ地巡り」を入れてみるのもいいかもしれない。

 

(出典)ロケーションジャパン5月15日発売号「ロケ地でランチ特集」

 

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