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2013.08.15

『風立ちぬ』、『永遠の0』で“零戦”に注目集まる

 この夏、興業成績100億円を突破するか!?と囁かれるほど人気を集めている映画『風立ちぬ』。その中で、改めて注目されているのが、主人公の堀越二郎が設計したゼロ式艦上戦闘機、通称“零戦”だ。物語では、主人公とヒロインの恋とともに零戦の誕生ストーリーが描かれ、当時を懸命に生きぬいた人々の人生を彩った。宮崎駿監督が描いた零戦の美しさに、感動の声も多い。

 

 

また実写映画でも、零戦と共に戦場を駆け抜けたパイロットを描いた映画『永遠の0』(主演:岡田准一)も公開を控えており、原作と合わせて注目度が高まっている。

一方で、太平洋戦争中に航空隊の基地が作られ、多くの若者が飛び立った大分県宇佐市には「平和資料館」が開館した。館内には、原寸大の零戦21型模型機や爆弾の破片、飛行眼鏡や当時の写真などが展示されており、7月20日からは映画『永遠の0』の撮影でも使われたコックピットの模型や台本の展示が始まった。来館者は、子供連れ、戦争体験者ほか、さまざまな世代に及び、8月中旬までに、すでに5000名以上を超える人が訪れている。多くの人が、コックピットに座って記念写真を撮り、原寸大の零戦の大きさに驚いているそう。

終戦から68年目を迎える今年、アニメ、映画、そして原寸大を間近に見る体験それぞれから、零戦のストーリーを味わってみてはどうだろう。

 

 

宇佐市平和資料館

 

http://www.city.usa.oita.jp/soshiki/43/10964.html

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『永遠の0』完成披露会見での山崎貴監督と井上真央さん。

 

 

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