『あまちゃん』のまめぶ汁、『相棒』の紅茶…。実際に食べてみたいドラマや映画のグルメは?
『あまちゃん』、『半沢直樹』など、稀に見るドラマの当たり年となった2013年。作品のストーリーはもちろんだが、そこに登場したグルメも大きな注目を集めている。では実際に視聴者が食べてみたいと思ったグルメは何なのか。
今年放送されたドラマ&公開された映画の中から、ベスト・オブ・“エンタメグルメ”を聞いた。
堂々の1位に輝いたのが『あまちゃん』に登場したまめぶ汁。主人公・天野アキ(能年玲奈)が「甘ぇんだかしょっぺぇんだか」と表現したこの謎の郷土料理。味の秘密は黒砂糖とクルミを包んだ団子(=まめぶ)にあるのだ。醤油ベースのすまし汁に潜まれた、まめぶの甘み。そんな「おやつなのかおかずなのか」と悩ませる“微妙”さが視聴者の心をくすぐり、7月に発売されたまめぶ汁のレトルトは全国から問い合わせが殺到。なんと2ヵ月で5万食の大ヒットを記録した。
2位は現在シリーズ12作目が放送中の『相棒』から。そう、あの杉下右京(水谷豊)が署内で優雅に飲む紅茶がランクイン。実はこの“右京紅茶”。ドラマの中だけのものと思いきや、実際に販売もしている。シリーズごとにフレーバーが変わる、その名も「相棒 オリジナル紅茶」。JR東京駅内のテレアサショップなどで購入が可能だ。仕事が行きづまったとき、一息つきたいとき、“右京スタイル”で紅茶を楽しんでみてはいかが?
3位は美しきヒロイン・網浜サキ(仲間由紀恵)が男たちを次々と破滅に導くドラマ『サキ』から。ターゲットの男を滅ぼした時などに自宅でステーキと男の生まれ年のワインを楽しむ…まさに男性からしてみたら恐怖でしかないこの場面が、なぜか「おいしそう!」と大評判に(ちなみにアンケートは20~50代の女性)。
続くは実話をもとにした映画『奇跡のリンゴ』、今世紀最高の視聴率を記録した『半沢直樹』がランクイン。味だけじゃなくストーリーなど話題に事欠かない“エンタメグルメ”。この冬、ぜひ実食してみては?
<アンケート内容>
2013年に放送・公開されたドラマ・映画に出てきたグルメで、食べてみたいと思ったものはなんですか?
1位『あまちゃん』のまめぶ汁
2位『相棒』の紅茶
3位『サキ』のワイン&ビーフステーキ
4位『奇跡のリンゴ』のリンゴ
5位『半沢直樹』の金沢土産