『木更津キャッツアイ』で登場した、あの「やっさいもっさい」を感じろ!8/14・15「木更津港まつり」開催!
ドラマ『木更津キャッツアイ』で一躍その知名度を全国区にした場所と言えば、千葉県木更津市。2002年の放送開始からすでに10年以上経過しているにも関わらず、今も作品のファンが作品を懐かしみ、ロケ地を訪れている。更には、2009年8月の東京湾アクアラインの通行料大幅値下げにより、木更津市を訪れる観光客も急増している。
ドラマ『木更津キャッツアイ』の名物踊り
「やっさいもっさい」
木更津市に行くならぜひおススメしたいのが、毎年8月14・15日に開催される「木更津港まつり」だ。木更津港を港町として発展させた先祖を祀る行事として昭和23年にスタートし、今年で68回目を迎える、木更津市の一大イベントだ。
木更津港まつりで見逃せないのが、初日に行われる「やっさいもっさい踊り大会」。
「やっさいもっさい」とは、木更津甚句の中にある囃子(はやし)言葉で、掛け声の「おっさ」は、この地方の方言で「おお、そうだよ」と同調するときの相づち。老若男女がお互いを理解しあって団結しようという想いが込められているそうだ。木更津市と近隣地域のみならず、全国の愛好者が「連」というチームを結成し参加する。
「やっさいもっさい」と聞くとすぐにピンと来る人がいるはず。…そう、『木更津キャッツアイ』に登場したあの踊りだ。キャッツアイメンバーがドラマの中で踊ったことで、「メンバーが踊っているあれは何?」と瞬く間に話題になった。
放送当時は問い合わせが殺到し、ファンが全国から集結して「木更津キャッツアイ連」を結成されるまでになり、今年も参加の見込み。踊りの中の「ニャー!!」という猫のポーズはドラマファンにとってお約束。MCの掛け声とともに、会場に「ニャー!」という声が響き渡る。まだまだ『木更津キャッツアイ』フィーバーは健在だ。
全国からファンが集まる木更津キャッツアイ連
「ドラマ放送当時も大きな反響がありましたが、今もファンからの問い合わせは続いています。作品がファンに与えた影響の大きさを実感しています」と語るのは木更津市役所観光振興課の山田晃史さん。
もちろん連はそれだけではない。本格的な踊りを披露する優勝候補の連のほか、木更津ならではの連がほかにもある。
特に木更津市を守るご当地ヒーロー・鳳神ヤツルギや人気キャラクターで結成した、「鳳神ヤツルギ連」は子供から大人まで大人気! 10月から毎週土曜日に30分ドラマ(鳳神ヤツルギ5)が放送され、木更津市民にとってはまさにヒーロー。特に子供と女性ファンからの支持は絶大! 登場するや、歓声が飛び、盛り上がりに花を添える。
そして木更津出身の人気バンド・氣志團のファンで結成した「氣志團尊愛隊連」も毎年話題になる連だ。気志團メンバーの衣装や髪型を真似したメンバーたちが集まって練り踊る姿は迫力満点で見ごたえ抜群!ほかではなかなか見られない光景だ。
合計85の連が駅前通りを踊る姿は壮観。会場の木更津駅西口の富士見通りに「おさ、おさ、おっさ」の掛け声が響き渡り、そこにいるだけで気分がアガる。
港まつり両日で約600の屋台が出店、2日間合わせて約30万人が来場する見込み。2日目の15日の花火大会では約10,000発の花火が打ち上げられる予定だ。「木更津港まつり」で木更津ならではの魅力を体感してはいかが?
<第68回 木更津港まつり>
http://www.kisarazu.gr.jp/topics/2015minatomaturi/2015minatomaturi.html
★やっさいもっさい踊り大会
日時:平成27年8月14日(金) 午後6時から午後8時30まで
会場:富士見通り(木更津駅西口)
★花火大会
日時:平成27年8月15日(土) 午後7時15分から午後8時30分まで
会場:木更津港内港(打ち上げ場所:中の島公園)
打上数:10,000発予定