3万人が選んだ! 今最も人気のご当地うどんグランプリが決定!
11月7(土)、8日(日)に愛知県蒲郡市で開催された<第5回全国ご当地うどんサミット2015>。2日間にわたり、全国各地のうどんが日本一をめぐってその魅力を競い合う本イベント。ご当地うどんイベントでは国内最大規模となる28店舗が参加し、地域の魅力が詰まった「ご当地うどん」でグランプリを競い合った。
2日目はあいにくの雨で、肌寒い中での開催となったが、両日で県内外から合計41,000人が来場し、ご当地うどんに舌鼓を打った。両日で合計30,832票が投票され、グランプリをはじめとする全5地域の入賞者が決定した。
受賞したうどんは以下のとおり。
グランプリ 北海道純雪うどん(北海道札幌市) 2,942票
第2位 金鯱カレーきしめん(愛知県名古屋市) 2,496票
第3位 武蔵野うどん(東京都世田谷区) 2,061票
第4位 近江牛うどん(滋賀県近江八幡市) 1,822票
第5位 三津浜焼き(愛媛県松山市) 1,808票
グランプリに輝いた北海道純雪うどんは、北海道産小麦(きたほなみ)を100%使用し、オホーツクの天然塩ほたての天ぷらをトッピング。知床産鮭節で出汁をとった贅沢なつゆが味の決め手の、シンプルながら最上の食材を使用したご当地うどん。
北海道純雪うどんの代表者は「北海道の小麦と鮭節など、とにかく北海道のおいしいものを一人でも多くの方に食べてもらいたいとの思いで頑張ったので、それが実って良かった。今後もこういったイベントがあれば、全国各地どこへでも出向いていって北海道のうどんをアピールしていきたい」と今後への展望も語っていた。
そして、2位に選ばれた金鯱カレーきしめんは、昨年のうどんサミットのグランプリ受賞者。きしめんに江南カレーをかけ、金のシャチホコに見立てた海老フライを2尾入れた豪華うどん。今回はグランプリには至らなかったが、存在感を示した。
4位に選ばれた近江牛うどんも、第1回ではグランプリを獲得した人気のご当地うどん。滋賀県産の小麦・ふくさやかを使用したツヤよし!コシよし!ネバリよし!のうどんに、近江が誇る近江牛をトッピング。安定の美味しさでこちらも票を集めた。
当日は他にも、上杉謙信の手作りの甲冑のパフォーマンスが目立った新潟県十日町市の越後サラダうどんや、エビの出汁が利いておいしいと評判だった赤車えびうどんなど、残念ながら受賞は逃したが、ご当地の魅力を活かしたうどんが接戦を繰り広げ会場を盛り上げた。
今回の盛り上がりを受けて、2016年には同じく蒲郡市で<第6回全国ご当地うどんサミット2016>を開催予定。今後どのうどんがグランプリに輝くのか、今から楽しみだ。