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2016.03.04

『ピンクとグレー』興収6億円突破 行定勲監督「やっちまった感がある」

 中島裕翔(Hey! Say! JUMP)が初主演した映画『ピンクとグレー』が、1月9日の公開から7週を越えた今月4日までに興行収入6億円を突破した。

 

 本作は加藤シゲアキ(NEWS)の同名小説を原作に、芸能界の嘘とリアルに翻弄される若者を描いた青春映画。人気絶頂の中で突如命を絶った俳優・白木蓮吾を演じる中島のほか、その親友役の菅田将暉、夏帆、岸井ゆきの、柳楽優弥らが出演している。

 本作が話題になっている要素のひとつに、幕開けから62分後の“ある仕掛け”がある。
 2月11日に東京・Apple Store銀座店で行われたトークショーで、行定勲監督は「今ヒットしてるから言えるんですけど」と前置きした上で、次のように本音を語っていた。
「自分の中でやっちまった感があるんです(笑)。リスペクトしてる監督が同じことをしてたら安心材料になるんですけど、前例がないんですよ。やっちゃいけないのかなと思うんですけど、そういうときはやりたいんですよね」。

 

 未だかつてない挑戦をしながらも、単に奇をてらった作品では決してない点が、本作の魅力ではないだろうか。
 「今の若い人たちの前提として、いかに巧みに飽きさせないで見せるか、泣けるポイントを作るかっていうことで、お客さんが入ってるんですよね。まずはそこに倣おうと思ったんです」と行定監督。「加藤くんの原作の元に飛躍させたい。力になってもらおうって思った」と、原作が持つ青春物語としての軸をブレさせずに映画化した。さらに、原作にはない“ある仕掛け”が芸能界の嘘とリアルという本作のテーマをより深める効果を生み出しており、至るべくして至った展開とも言える。

 

 幕開けから62分後にどのような衝撃が待っているのか。ぜひあなたの目で確かめてみて欲しい。

 

 (C)2016「ピンクとグレー」製作委員会

 

 

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