昭和歌謡曲選びに“1000曲”超え!? 映画『あやしい彼女』本日公開!
全国的に桜の開花が本格的となり、いよいよ春の到来。そんな新たな人生をスタートさせる季節にぴったりな映画がある。本日4月1日公開の、多部未華子主演映画『あやしい彼女』だ。(アジア各国の人気作の日本リメイク版が満を持して登場する)
心をとらえる昭和歌謡が世代をつなぐ
本作は、一癖も二癖もある73歳のおばあさん(倍賞美津子)が写真館で写真を撮ったことがきっかけで20歳の美女(多部未華子)に若返り、人生をやり直していくシンデレラストーリー。
コメディをこなせる演技力、人を引き込む歌唱力、ヒロインに求められる実力のハードルが高い中、キャスティングされたのは若手実力派・多部未華子。水田伸生監督が彼女の舞台を見たことが本作の配役の決め手になったとか。
73歳の主人公の、若かりし時代から現代までが登場する本作品。時代の雰囲気を出すために重要な役割を果たすのが昭和歌謡だ。
「年配の世代には懐かしく、若い世代にはどこかで聴いたことがあると思ってもらえる曲を選ぶため、60~70年代の曲を1000以上聴いて決定しています」と語るのは、畠山直人プロデューサー。
多部さんが歌うことも想定しながら、歌詞が物語にリンクしていることを重視して選び抜かれた歌謡曲。それらの曲は、当時の人々の人生を語り、支えていたと言っても過言ではない。
また、ロケ地にも並々ならないこだわりを見せている。
「下町を舞台にしたい」という思いで探し出したのが、日本で二番目に古いと言われている新御徒町にある佐竹商店街。ロケ地からインスピレーションを受けた監督はロケハン中に脚本を何度も再考したそう。
そして、ロケ地探しの中で実は最も苦労したのが銭湯。
制作部が「東京23区の東側はすべてロケハンした!」と自負するほどの苦労を重ね、最終的に東京都足立区にある江北湯に決定した。その撮影も、街の人の協力なしにはできなかったという。
スタートの春。新しい環境に慣れず、凹んでしまうこともあるだろう。
映画『あやしい彼女』からパワフルな元気を貰い、人生を支えた名曲を聴き、懐かしさを感じるロケ地に行って、力を貰ってはいかが
■『怪しい彼女』
http://ayakano.jp/top.html
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