日増しに秋めき、行楽シーズン真っ只中。旅行の計画を立てている人も多いのではないでか？

コロナで先送りになっていた「全国旅行支援」が開始、楽天トラベルやJR東日本でもキャンペーンセールが行われ、観光消費がどんどん活発になりそうだ。

自治体もわがまちに観光に来てもらおうと様々なPRで奮闘。例えば、大阪府では、「大阪いらっしゃいキャンペーン」が9月12日から再開。大阪やその周辺の県に住む人が、府内の宿泊施設に泊まったり、日帰りの周遊ツアーを利用したりした場合の割引やクーポンなどが付与される。

旅行に出かける気持ちが高まっている中注目なのが、東京都調布市・狛江市・日の出町の3市町。映画やドラマ、バラエティーのロケが多いことを観光のフックにしようと、最近のロケがあった作品とそのロケ地を掲載した「ロケ地マップ」を作成、配布しているという。

調布市は約40社以上の映画・映像関連業者が集積する「映画のまち」。2020年、映画『花束みたいな恋をした』でロケ地巡りが盛り上がったことも記憶に新しい。その調布市が、今年はドラマで大盛り上がり！　ドラマ『恋です！～ヤンキー君と白杖ガール～』や『妻、小学生になる』など、話題作に続々登場。ドラマ『ミステリと言う勿れ』が撮影された深大寺の手打ちそば屋では、ドラマに出たお団子セットが食べられるという。エキストラ出演した店長にロケ話を聞きながらお団子を楽しんでみては？

調布市と隣り合う「全国で2番目に小さい市」狛江市も、映画・ドラマの撮影数は多数！年間100件もの作品が撮影されているため、地元の人もロケに慣れているそう。そんな狛江市のマップには、10月14日から公開される映画『耳をすませば』や、今春公開され話題を呼んだ、Snow Man主演の映画『おそ松さん』や伊藤英明主演の『KAPPEI』など、様々なロケ地情報が掲載されている。さらに地元で人気のテイクアウトグルメも紹介。新しいお店が増えている和泉多摩川商店街をはじめ、美味しいカフェやベーカリーが多いのも狛江市の特徴。ぜひ食べ歩きながらロケ地巡りを楽しんでほしい。

日の出町は、東京では珍しい画が撮れるスポットとして注目を集めている。バラエティー『なりゆき街道旅』で澤部佑やゲストの平野ノラらが忍者体験を楽しんだ「武家屋敷」や、味のある山林が『金田一少年の事件簿』などのサスペンスドラマに大人気の「日の出町観光協会直営山林」など、幅広いジャンルが撮影されている。また、制作者御用達のロケ弁屋もマップで紹介！　この秋、東京で新鮮な体験をしたいなら、日の出町に足を運んでみて。

ロケ地として注目されているスポットが盛りだくさんの、調布市・狛江市・日の出町。

過ごしやすくなってきた秋は、ロケ地マップを片手に散歩に出かけてみよう！