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■グルメ
2023.07.21

“あまちゃん”ロケ地ストが集まる、岩手県久慈市「喫茶モカ」へ

やさぐれたユイが食べた“あばずれの食い物”ナポリタン。

 

作中では「喫茶リアス」で提供された。その「喫茶リアス」のモデルとなったのが、舞台となった岩手県久慈市にある喫茶モカ。今年10月に創業55年を迎える、昭和レトロな老舗喫茶店だ。久慈駅から徒歩3分の場所にある店を切り盛りするのは、樋沢正明さん(75)と妻・あけみさん(70)。正明さんが21歳の時にオープンし、今も地元の人に愛されている。

 

喫茶モカの外観。昔ながらの喫茶店。

 

ナポリタンやクリームソーダをはじめとする昔ながらのメニューが並ぶ中、訪れる人の多くが注文するのが“たまごサンド”。ふわふわのたまごに、マヨネーズとケチャップを合わせたオーロラソースが相性抜群の大人気メニューだ。大きなサンドイッチが6切れで、創業当時から変わらない400円というお手頃価格。値段に見合わないそのボリュームに驚く人も多い。

 

名物のたまごサンド。ふわふわで美味しい!

 

このたまごサンドが喫茶モカの名物となったのは、他でもない『あまちゃん』の存在がきっかけ。ロケの合間に、出演者やスタッフが訪れ、たまごサンドをはじめ、ナポリタンを注文し、テイクアウトもしていたという。店内を見れば、所せましと並ぶサイン色紙が物語っている。そんな逸話を持ったたまごサンドだが、店内で食べるなら出演者も座ったカウンターに座り、マスターに話を聞きながら舌鼓を打つといい。

 

今でも、出演者がイベントの度に来訪する。正明さん曰く、ふわふわのたまごを作るコツは「強火で1分」なのだそう。家庭用のフライパンで再現するのは難しいそうで、レシピを聞いた番組スタッフが「上手く作れない…」と嘆いていたそう。ここでしか食べられない味を求めて、多くの人が訪れるのもうなずける。

 

店内には数々のサインがズラリ。

 

放送から10年経った今もなお、『あまちゃん』ファンが足繁く通う岩手県久慈市。夏休みの聖地巡礼のお供に、喫茶モカのたまごサンドはいかが?

 

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