【大河ドラマ『光る君へ』】中秋の名月に合わせ、今こそ行くべき聖地・大津を巡礼！ - LOCATION JAPAN.net ロケ地から、日本を元気に！ロケーションジャパン

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2024.09.14

【大河ドラマ『光る君へ』】中秋の名月に合わせ、今こそ行くべき聖地・大津を巡礼！

絶賛放送中の大河ドラマ『光る君へ』の舞台は平安時代。
吉高由里子演じるまひろ（紫式部）と柄本佑演じる藤原道長の切ない恋模様は“平安のラブストーリー”として話題を呼んでいる。
戦国武将の争いシーンではなく、平安貴族の華やかで美しい姿が多く描かれる『光る君へ』は、これまで大河ドラマに親しみのなかった新参者の視聴も多いのだとか。
そして、ついに紫式部が「源氏物語」の執筆を始め、“月”をキーポイントにドラマの盛り上がりにも拍車がかかっている。

ドラマも佳境に入り、中秋の名月も目前となった今こそ聖地巡礼を！と物語の世界観にハマった20代・ロケーションジャパン編集部の伊藤とエンタメが大好きな50代・母でゆかりの地・大津を旅した様子をお届け。

●ゆかりの地・大津市とは
滋賀県の南西に位置する大津市。
日本一の面積を誇る湖・琵琶湖に沿うような形が特徴的だ。
大津市の位置がいまいちピンと来ていない方は驚くかもしれないが、
京都駅からJR大津駅までは快速で2駅たったの10分という近さで、大阪方面からもJR線で乗り換えなしでアクセスできる。
実は、関西各地への観光と一緒に巡ることもできる超好立地なのだ。
年間を通して魅力たっぷりの大津市だが、今年は大河ドラマ『光る君へ』の主人公・紫式部ゆかりの地の一つとなっており、ますます注目を浴びている。

●腹が減っては旅はできぬ
お昼時に到着し、まずは腹ごしらえ。
本日お世話になるホテルでオススメを聞いて「湖舟うなぎ湖魚」へ入店。
しっかりと炭火で焼かれた身は上質な脂も相まってとにかくぷりっぷり！
あっという間に完食していざ、観光へ。

●今年の大河ドラマ『光る君へ』の舞台に
おなかも満たされ大満足で向かったのは鰻屋のすぐ近くにある「石山寺」。
今回の旅のメインともいえるスポットである。

大河ドラマ「光る君へ」の主人公である紫式部は、石山寺でびわ湖に映る満月を見て『源氏物語』を執筆したと伝わっており、福井県越前市、京都府宇治市と共に、滋賀県大津市が紫式部ゆかりの地として注目されている。

街のいたるところに『光る君へ』関連のポスターやのぼり旗があり、大津市全体が紫式部の可憐なイメージに染まっていた。
石山寺には、紫式部が起筆している様子を再現した源氏の間があったり、
大河ドラマのことをもっと知ることができる「光る君へ　びわ湖大津　大河ドラマ館」や源氏物語を現代風にアレンジしたユニークな展示「源氏物語　恋するもののあはれ展」など期間限定のイベントも開催中。
歴史からでも、エンタメからでも、自分の好きな入り口から平安時代を堪能できる絶好の機会だ。
エンタメ好きの母と私は「まひろだ！」「道長様だ！」と終始大興奮で石山寺を後にした。

●本日の宿は“びわ湖の特等席”をチョイス！
『光る君へ』関連のスポットをたっぷり堪能し、少し早めにホテルへ。
本日は琵琶湖の湖畔にそびえ立つ「びわ湖大津プリンスホテル」をチョイス！
全室レイクビューで、どの部屋からも雄大な琵琶湖を一望できる絶景を楽しむことができ、“びわ湖の特等席”としても名高い。

ホテルの予約を担当する・鹿島さんに『光る君へ』について伺ってみたところ、「大河ドラマ館」「源氏物語恋するもののあはれ展」の入場券がセットになった宿泊プランや、ホテル内にあるレストランで紫式部をイメージした限定メニューを用意しているとのこと。聖地巡礼をしてホテルに帰ってからもドラマの世界観に浸れる、ファンにとって非常に嬉しい仕掛けだ。
また、ホテルからは空だけでなく、湖面に映る月を眺めることができるそうで、9月の中秋の名月の時期が特におすすめとも教えてくれた。