夏休み間近!この夏は、映画『神様はバリにいる』の舞台・バリ島へ
もうすぐ夏本番!すでに旅行先はお決まり?「どこへ行こうかな」と決めかねている人におすすめなのが、最近、旅先選びの一つとして注目されている「映画・ドラマの舞台を訪ねるロケ地旅」。今回は、夏休みの旅先としても大人気のバリ島を舞台に撮影された、映画『神様はバリにいる』(ブルーレイ&DVD発売中)をピックアップ。
日本映画としては珍しいクラウドファンディングで製作が行われたことでも注目を集めた本作。「出稼げば大富豪」(クロイワ・ショウ著/KKロングセラーズ刊)が原案となっており、ビジネスに失敗したヒロイン・祥子(尾野真千子)が失意のなか訪れたバリ島でとある日本人大富豪の“アニキ”(堤真一)に出会い、徐々に自分を取り戻していく、実話に基づくヒューマンコメディだ。
ロケ地はもちろんバリ島。約1カ月間にわたり撮影が行われた。「クタやレギャンなどの有名な観光スポットはあえて避け、通常の観光では見られないリアルなバリの風景を撮った」と李闘士男監督は語る。そこには、単なるリゾート映画という捉え方をされたくないという思いがあるようだ。特に、ウブドと呼ばれるエリアに思い入れがあるそうで、「故郷に帰ってきたような安心感がある」とのこと。ヒロインの祥子が劇中で踊っていたような伝統芸能を堪能できる「ウブド王宮」や祥子を追ってやってきた杉田(ナオト・インティライミ)が宿泊していた「ヌサドゥアビーチホテル」など、作品の世界観を満喫できるスポットが盛りだくさん。本物のアニキに会えるツアーも実施されているので、ロケ地めぐりと組み合わせてみるのもおすすめ。穏やかで濃密なバリ島でのひと時をぜひ現地で体感したい――。
(祥子をお追ってきた杉田(ナオト・インティライミ)が宿泊していたロケ地ホテルのヌサドゥアビーチホテル)
(ウルワツ寺院から眺める夕日は絶景!)
(レゴンダンスやバロンダンスなど、伝統舞踊も鑑賞した