ホーム > ニュース

ニュース

■エンタメ
2024.08.31

映画『きみの色』ロケ地マップ アニメーションで描かれる長崎の美しい情景

映画『きみの色』モデル地をめぐってみよう!

大きな空と広い海、キリスト教の文化と歴史が根付く街。空気感や時間の流れ、人々が生み出す長崎の色が本作の色を生み出した。

 

ドンドン坂(長崎市)

壁のように急勾配の坂を毎日がんばって登らなきゃいけない学生を想像しただけですごくすてきと感じたそう。幅の狭さも決め手に。坂を登り振り返ると、海が広がり景色も抜群。

 

赤迫停留所(長崎市)

きみの家のモデルを探す中で偶然たどり着いた路面電車の終点が赤迫停留所。山田監督が「終点ってなんかいいな」と思ったのが決め手になったそう。

 

中通り商店街(長崎市)

きみが働く古書店は迷い込む感じをイメージ。実際の商店街はアーケードも広く賑やかだが、「心に何かある時にしか見えない本屋」を目指した。ロケハンでのランチは近くの中華街で。

 

有川港(新上五島町)

透き通った水、波も穏やかで不思議な場所という印象を持った長崎の港の良いところをミックスして作ったクライマックスシーン。実際に遭遇したお見送りシーンも取り入れた。

 

佐世保市民文化ホール (佐世保市)

外観が気に入って中を見学。昔は海軍がダンスホールとして使用していた場所で、音の響きもよく、“しろねこ堂”のライブシーンにピッタリ!とひらめき、学校に併設した。

 

黒島天主堂(佐世保市)

長崎の教会を見学して感じたのは手作り感と温かみ。学校の教会は、旧五輪教会堂との対比を出すために、荘厳な感じを目指した。壁の色は黒島天主堂ではない教会を参考にした。

 

旧五輪教会堂(五島市)

トツ子、きみ、ルイがバンドの練習をする場所は、ミニマルで静かで小さな教会をイメージ。木造ならではの温かみ、人目につかない場所にひっそりと建つ独特の雰囲気が漂う。

 

デジタルスタンプラリー開催中

モデル地となったスポットを巡るデジタルスタンプラリーを実施。参加者全員に本ラリーでしか手に入らないスマートフォン用オリジナル壁紙をプレゼント。さらには全8か所のスポットを制覇した方の中から抽選で、映画非売品グッズなどが当たる!
{期間:2024年9月1日(日)〜10月31日(木)}

詳細:https://www.nagasaki-tabinet.com/houjin/report/kimi-no-iro3

取材・文:タナカシノブ

 

 

映画『きみの色』

監督:山田尚子

声の出演:鈴川紗由 髙石あかり 木戸大聖 / やす子 悠木碧 寿美菜子 戸田恵子 新垣結衣

脚本:吉田玲子

音楽・音楽監督:牛尾憲輔

主題歌:Mr.Children「in the pocket」(TOY’S FACTORY)

キャラクターデザイン・作画監督:小島崇史

キャラクターデザイン原案:ダイスケリチャード

製作:「きみの色」製作委員会

企画・プロデュース:STORY inc.

制作・プロデュース:サイエンスSARU

配給:東宝

©2024「きみの色」製作委員会

この記事をシェアする

©Location Japan. All rights reserve