松坂桃李×菅田将暉が好演!2つの夢を追いかけた、キセキの物語がいよいよ公開!
人気グループ「GReeeeN」の歩んできた道が映画化! 今作の企画は映画プロデューサーと、GReeeeNを手がけるJINとの出会いから始まった。素顔を見せず、歯科医師と音楽活動を両立させながら活動している異色の人気グループの姿を、実力派俳優である松坂桃李、菅田将暉らが実写映画としてスクリーンに描き出す。
ミュージシャンとして大成することを夢見るジン(松坂桃李)は、レコード会社の目に留まりメジャーデビューを果たすが、音楽の方向性のズレで挫折してしまう。一方、母の歯を治したい想いで歯科医を目指す弟ヒデ(菅田将暉)は、大学の仲間とボーカルグループ“グリーンボーイズ”を結成。趣味で終わらせるには惜しい才能をそこに見出したジンは、彼らのデビューを後押しすることを決意。だが、厳格な父(小林薫)の許しは得られないと考えた兄弟は、顔出しなしのデビューを試みる。
…エピソードを聞いただけでも「まるで物語!」と思わずにはいられないが、これが実話を基にしているというから驚きだ。しかも、映画内でGReeeeNを演じた菅田将暉らが、GReeeeNの前身であるグリーンボーイズ名義でデビューシングル「グリーンボーイズ」をリリースすることになった。GReeeeN がメジャーデビューを果たしたのが2007年の1月24日。10年後にその映画から生まれたグループがデビューするのだ。もはや何がリアルで何がバーチャルなのか分からない展開になってきているところが、前代未聞の展開となり興味深い。
今作は普段撮影許可がおりない実在の歯科大で撮影が行われた。ロケ地となった神奈川歯科大学は基本、撮影は受け付けないが、今作が歯科医師の話であることから特別に許可が下りたという。「授業のシーンでは実際に教鞭をとられている先生に出演していただけて、リアリティのある画を撮ることができました」と兼重 淳監督は語る。
また兼重監督がロケ地選びで最もこだわったのが、曲名にもある“道”。「アップダウンのある画を撮りたいと思い、坂道の多い日野市でのロケを決めました」と、日野市をメインにロケを敢行。普段から撮影の多い現地のフィルムコミッションの体制は万全だったそうで、なんとジンとヒデの自宅はフィルムコミッションの方のご実家だそう。そんな日野市の広報誌「広報ひの」の新春号には、今作の主演二人が大きく表紙を飾りロケ地の情報が掲載されている。地域側からの情報発信も活発に行われているようだ。
映画『キセキ ─あの日のソビト─』は1月28日より全国ロードショーされる。GReeeeNの音楽を聴き、映画を観て、グリーンボーイズのCDを手にし、この様々な奇跡が展開する軌跡の中にあなたも飛び込んでみていただきたい。そしてぜひ主人公たちが過ごしたまちを、実際にロケ地に訪れて体感してみてはいかがだろうか。
映画『『キセキ ─あの日のソビト─』
監督:兼重 淳 脚本:斉藤ひろし
音楽:GReeeeN
主題歌:GReeeeN「ソビト」
音楽プロデューサー:JIN プロデューサー:小池賢太郎
出演:松坂桃李、菅田将暉、ほか
1月28日(土)より全国ロードショー
(C)2017「キセキ ーあの日のソビトー」製作委員会