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巻頭インタビュー

伊勢谷友介『JOKER GAME』

今まで以上に“社会性”持って生きていければ――

伊勢谷友介

 

俳優と監督業・実業家の
バランスを取りながら

「俳優だけやっていると、精神的にバランスが取れなくなってくるんです」という言葉も、伊勢谷さんならではだ。
「例えば映画の興行収入のような数字も、僕は気にする方だと思います。今の社会にはどんな作品が受け入れられるのか…そういった社会情勢をまったく気にせずになんとなく作品を作るっていうのは、僕は性格的にできないんです。そういう意味では職人気質ではなく、ビジネス気質なのかもしれません。俳優をやるときは素材に徹したいし、受動的でいられる。でもそれだけじゃなく、どこかドライに次の自分の一手を想像できないとダメなので、今の状態は幸せですね」

 

「欲を言い出したらきりがないですが」と朗らかに笑いながらも、その目線は2015年、さらにはその先の未来までも見据えている。

 

「『碁を打つ女』(シャンサ著)という本を、この5、6年以内に映画化したくて。戦時中の日中間を描いた本なので、今の国内情勢を考えると障壁は高いですが、なんとか実現させたい。あとは東京オリンピックまでに世界に提供できるような作品も発表したいし…。結局、時代に合わせてその時思いついたことを、最大限にやりますってことになるんですかね。若いころは、今と違って自分のためだけに生きてたんですけどね(笑)。これからは今まで以上に“社会性”を持って生きていけたらいいですね」

 

伊勢谷友介さんのインタビューを掲載している<LOCATION JAPAN >2015年2月号の詳細はこちら!
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伊勢谷友介『JOKER GAME』

監督:入江悠 原作:柳広司「ジョーカー・ゲーム」(角川文庫) 
脚本:渡辺雄介 出演:亀梨和也、深田恭子、小澤征悦、
小出恵介、田口浩正、光石研、嶋田久作、伊勢谷友介 ほか 
1月31日(土)公開 
c2015「ジョーカー・ゲーム」製作委員会

 

▼STORY
第二次世界大戦直前――。極刑を言い渡された一人の元軍人(亀梨和也)は、刑の執行寸前で謎の男・結城(伊勢谷友介)に救われる。結城の出した交換条件は、彼の設立した秘密組織“D機関”の一員となり、スパイとして暗躍すること。条件をのんだ男は“嘉藤”という新しい名前を得、世界を揺るがす機密文書“ブラックノート”の奪取を命じられる。早速“魔の都”に潜入した嘉藤だったが、ミステリアスなリン(深田恭子)に翻弄され…。

【PROFILE】

1976年、東京生まれ。99年、映画『ワンダフルライフ』で映画初出演以降、映画を中心に活動。02年には監督デビュー作『カクト』が公開されるなど、活躍の場を広げた。近作に映画『夢売るふたり』(12)、『清須会議』(13 )、『利休にたずねよ』(13 )、『ザ・テノール 真実の物語』(14 )、『るろうに剣心 京都大火編/伝説の最期編』(14)など。現在NHK大河ドラマ「花燃ゆ」が放送中。新作に映画『新宿スワン』、『天国の茶助』など。

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