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教えて、先輩!

大九明子監督

読者の代弁者として映像業界の名だたる先輩方にインタビュー! 作品についての質問をきっかけに、映像業界、そしてこの世界を生き抜いていくためのヒントを探っていきます。第2回目のゲストは、映画『ウェディング・ハイ』の公開を控える大九明子監督。女性を中心に映画ファンから絶大な支持を得ている人気監督です。

思いがけず舞い込んだ
映画監督になるきっかけ

 

「私は以前から大九監督の作品が大好きで、最新作の『ウェディング・ハイ』も最高に楽しませていただきました。そもそも、大九監督が映画監督になろうと思われたのは、何かきっかけがあったのですか?」

大九「若い頃から“何かを作りたい”という思いが強く、さまざまなことに挑戦してきました。それでも“これ!”というものが見つからず、模索していたときに、たまたま映画美学校の第1期生募集のちらしを手に取ったんですね。そこに『1年間の受講で、4人の監督を輩出します!』と書いてあり、それを間近で見るのも楽しそうだと思い、映画美学校に通い始めました。なので、最初から映画監督志望だったわけではないのですが、自分で書いた脚本が学内のシナリオコンペで選ばれ、16㎜フィルムで短編を撮るチャンスを得たときが、自分は作り手になるんだと思った瞬間でした。その時に撮ったのが、デビュー作の『意外と死なない』です。」

 

—-続きはロケーションジャパン2022年4月号で—–

 

最新作 映画『ウェディング・ハイ』

絶対に“NO”と言わないウェディングプランナーの中越(篠原涼子)が担当するのは、流されやすい新郎と天真爛漫?な新婦(関口渚)の結婚式。しかし、くせ者参列者によって、あり得ない事態に発展する。

©2022「ウェディング・ハイ」製作委員会

【PROFILE】 大九明子監督

横浜市出身。
『勝手にふるえてろ』(2017)で東京国際映画祭・観客賞、日本映画プロフェッショナル大賞・作品賞。『私をくいとめて』(2020)で東京国際映画祭にて史上初2度目の観客賞、日本映画批評家大賞・監督賞を受賞。

 

女優・辻凪子

1995年生まれ、大阪府出身。
NHK連続テレビ小説『わろてんか』、『おちょやん』など朝ドラに数多く出演するほか、自身が監督と主演を務めた映画『ゆれてますけど。』など映像の世界で活躍を見せる新進女優。

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