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2016.05.06

映画『陽だまりの彼女』でも登場!この時期のロケ地めぐりは湘南へ

日本各地、無数にある映画・ドラマのロケ地の中でも、最も夏に訪れてほしい場所が、湘南。その魅力を湘南で撮影された映画作品とともに紹介していく。

湘南は青春ものに恋愛もの、多くの物語の舞台となっている人気のロケ地。「太陽族」の社会現象を巻き起こした1954年公開の映画『太陽の季節』にはじまり、恋愛スポットの定番になるきっかけを作った映画・ドラマ『タイヨウのうた』(2006年)、ドラマ『流れ星』(2010年)など、いつの時代も多くの人々を引き付けてきた、文化の発信地でもある。なかでも湘南のシンボル的存在である江の島はそのドラマチックな雰囲気が物語との相性も良い。いわば江の島は、恋愛ものの聖地としてロケ地ストが後を絶たない“恋の島”である。近年では江の島を舞台にした極上の恋愛ドラマの放映後、人が殺到しているとか。そんな江の島がメイン舞台となった映画『陽だまりの彼女』が今夜地上波初放送となるが、作中には島の魅力が存分に詰まっている。

 

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映画『陽だまりの彼女』はファンタジックなストーリー展開で繰り広げられる恋愛映画。ふたりのデートシーンは島内各所で撮影された。そのロケ場所はラブ運アップの聖地としてファンから根強い人気を誇っている。

江の島へと続く海の上の一本道、江の島弁天橋では浩介(松本潤)と真緒(上野樹里)が手を繋いではしゃぎながら渡ったシーンが印象深い。この場所は浩介役の松本潤さんもお気に入りだとか。二人が仲良く歩いた参道は、道の両サイドにお土産屋さんが並ぶ仲見世通り。名物のたこせんを始め、おまんじゅうやもなかなど、食べ歩きグルメが充実している。劇中に登場する「紀の国屋本店」のまんじゅうも実際に食べることができるのが嬉しい。ほかにも二人がお参りした江島神社、浩介が真緒にプロポーズした龍恋の鐘など、江の島の人気スポットをはじめ隠れた名所も数多く登場する。少し歩くだけで必ずロケ地に出会えるので、気軽にヒロイン気分を味わえそう。映画のデートコースをめぐれば、恋する気持ちも恋したい気持ちも、ぐっと高めてくれるはずである。

 

また、夏の江の島はグルメも見逃せない。今の時期に食べたいとっておきのグルメが「しらす丼」。しらすは1月から3月が禁漁期間中だが、これからの時期はまさに旬の季節である。しらすは鮮度が落ちやすいこともあり、水揚げされる場所の近くでしか味わえないご当地グルメである。しらす丼を提供する店のなかにはロケの常連店もあり、ロケ地としても楽しめそう。

 

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『陽だまりの彼女』の江の島だけでなく、ドラマ『最後から二番目の恋』の鎌倉、『タイヨウのうた』の片瀬海水浴場、映画『ピンポン』や漫画「スラムダンク」の鎌倉高校前、ドラマ『俺たちの朝』の江ノ電など、物語の数だけロケ地めぐりを楽しめる湘南。夏が似合うエリアだけに、ぜひこの時期に多くの物語が息づく湘南に、ロケ地ムーブメントを体感しに行こう。

 

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