あのロケ地は立川にあった!テレビCMやドラマに引っ張りだこの話題の結婚式場
夏の到来を間近に控え、アルコール飲料のテレビCMがテレビを賑わせている。 なかでも電車や駅をジャックして話題となったのが、大島優子さんが出演し、5月中旬から放送されている大手果実酒メーカー・チョーヤの梅酒CMだ。
新緑が美しく、大樹が印象的なロケーションを舞台に大島さんが梅酒をおいしそうに飲むシーンが放送されると、「あのCMはどこで撮影されたのだろう?」と視聴者の間で話題になった。
どこかの公園での撮影かと思う方も多かったが、実は撮影されたのは結婚式場。
都市開発が進む立川にある、「ルーデンス立川ウエディングガーデン」だ。
結婚式はもちろんだが、それ以外にもロケ地に選ばれる理由は、ウエディング会場が「画になるロケーション」であるという点。
実際、結婚式場は日ごろから庭や施設がしっかりメンテナンスされており、どのシーンを切り取っても画になるように美しさを保っている。その点に期待し、多くの撮影隊が利用している。
ルーデンス立川ウエディングガーデンのロケ地としての歴史は実は古く、1998年に遡る。
1998年に放送され、金城武と深田恭子が共演して当時大ヒットを記録したドラマ『神様、もう少しだけ』に登場したことを皮切りに、順調にロケ実績を重ね、2012年公開の生田斗真さん、吉高由里子さん主演映画『僕等がいた』などから、更にじわじわと認知度を上げてきた。
人気原作コミックの実写化で話題になった、武井咲さんと大倉忠義さんの出演映画『クローバー』で、エンドロールの神前式シーンで登場するのも、実はルーデンス立川ウエディングガーデン。まるで本当のウエディングムービーを見ているかのような気持ちになれる、リアリティがあり、かつ美しい映像にファンは心を奪われた。
更には、シンガーソングライターの綾香さんのミュージックビデオ『ずっとたいせつなキモチ』では、チャペルや控え室、式場も全編を通して施設全体で撮影されている。
実際に式を挙げようとしているカップルが、内覧中にロケに遭遇することもあるようだ。
その場合、施設の担当者は二人の記憶にしっかり残るような案内を心がけているとのこと。
他施設との差別化を意識して素晴らしい副産物が生まれている。
立川自体もドラマや映画のロケ地として多くの作品が撮影されており、そこを率先して支えているのがルーデンス立川ウエディングガーデン。ロケでよく登場し、施設のシンボルとなっている大樹はなんと樹齢100年以上! 結婚式を行う二人を暖かく見守ってくれる存在。
ロケ地としても人気の、画になるウエディング会場として今後も注目の場所だ。
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