山田実希の”走れ!・編集長”大分編
第1回 大分で天国に出会う
〝スロージョギング〞って知っていますか? 早歩きぐらいの速度で、ゆっくり走ること。大切なのは姿勢で、背中の肩甲骨を開け閉めしながら、常に体幹を意識して走ります。15分もすれば、じわっと汗が出てくるのが分かるんですよ。私はこれにハマってしまって、ロケ地取材や旅先には必ずと言ってよいほどスニーカーを履いて行き、朝から走るのが大好きです。
今回特集した大分もそう。中津、大分、竹田を走り、もう大ファン。特に印象的だった別府では、別府駅をスタートし明みょうばん礬温泉『別府温泉保養ランド』へ向けて走りました。ロケ地を走ることの良い点は、ゆっくり風を感じながらどこまでも行けること。映像では伝えきれない、その土地ならではの暮らしを感じられるのが最高なんです。
左奥にある建物は、無料で入れる公共温泉。炭酸泉で有名な長湯温泉付近にて。
朝日を浴びながら別府湾を右手にみて潮風を思いきり吸っていると、気持ち良すぎて笑ってしまう。途中左折してからは、ずっと登り坂で辛かったのですが、湯煙を見ながらのんびりと走り、およそ90分。
辿りついたのは通称泥湯の温泉で、程よく疲れた身体を、熱めの泥湯が癒してくれました。こんな贅沢フルコースを味わえる大分って、まさに天国です。因みに、混浴の露天風呂もあるのですが、泥湯で隠してくれるので、へっちゃらですよ。
朝ドラ『風のハルカ』の舞台。由布院から山に登って行った塚原温泉火口乃泉ですべすべに!
山田 実希(やまだみき)
ロケーションジャパン編集長/ロケツーリズム権利処理アドバイザー
<経歴>
日本唯一のロケ地情報誌「ロケーションジャパン」の編集長として全国を取材。映画・ドラマの現場取材や役者・監督インタビューのほか、各地で発足するロケ支援組織や地域産品を活用した物産開発チームの設立にも立ち会う。千葉県いすみ市ブランド認定委員副委員長、長崎県アンテナショップ選定委員、静岡県観光アドバイザーに就任、各自治体でテレビ・映画等のシーン写真に関する権利処理のノウハウを伝えている。2020年に総務省「地域力創造アドバイザー」として登録。
雑誌「ロケーションジャパン」は、「日本中が元気になる」ことを目標に、国や自治体、地元の人たちとともに、地域活性に取り組んでいます。映画やドラマ、情報番組やアニメなどのロケ地や舞台を通して、地域の新たな魅力を発掘・発信し、「ロケツーリズム」という新しい旅のかたちを提案しています!