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2023.03.16

世界のアニメが新潟に集結!第1回新潟国際アニメーション映画祭開催

日本最大のアニメ・漫画人材育成都市である新潟で、この度アニメを産業と統合する“ハブ”となるアジア最大の長編アニメーション映画祭「第一回新潟国際アニメーション映画祭」が開催される。会期は2023年3月17日(金)から22日(水)の6日間。新潟市内中心部の7か所が主な会場だ。

 

映画の上映プログラムは6部門。

劇場・配信・シリーズもの問わず、世界15ヵ国から作品が集まった「長編コンペティション部門」のほかに、テーマ別にオールナイト上映を行う「オールナイト新潟」や作家・ムーブメントの再評価をする「レトロスペクティブ」、近年注目の見るべき作品を集めた「世界の潮流部門」など、各コンセプトに応じた長編アニメーションが集う。

 

注目の上映作品はコチラ!

 

①山中貞雄に捧げる漫画映画『鼠小僧次郎吉』

『銀河鉄道999』で知られるアニメ界のレジェンド・りんたろう監督による、14年ぶりの新作としてワールドプレミア上映!

1930年代の日本映画史を代表する天才監督・山中貞雄の同名作品をサイレントアニメとして現代に蘇らせる。語りを担当するのは『Dr.スランプ』のアラレちゃんで有名な小山茉美氏。

 

©️山中貞雄 / 「鼠小僧次郎吉」製作委員会

 

【ストーリー】

江戸八百八町が夜の闇に包まれると屋根裏でガサゴソとする奴が現れる。大富豪から富をいただき貧しい庶民にばら撒く義賊、ご存じ鼠小僧次郎吉。夫に先立たれ、小さな我が子と辛い日々を送る町人お鈴。

そんなお鈴を利用して鼠小僧の正体を暴こうとする梵字安五郎と長五郎。罪を憎んで人を憎まず、経験と勘で補物名人と謳われる岡っ引き勘右衛門。江戸の街を舞台に繰り広げられる哀愁を誘う人間ドラマ。

映画監督山中貞雄はそんな夢をみている……。

 

 

②『童夢』

『AKIRA』に代表されるその類まれな表現技術で、日本のみならず世界中のファンを熱狂し続ける漫画界の巨匠・大友克洋監督。実写映画として自らメガホンを取った幻の作品、『童夢』のパイロット版が本映画祭でお目見え。

 

さらに、この映画祭で楽しめるのは、アニメを“観る”ことだけではない。

アニメーション映画の歴史と創造を知るアカデミー・プログラムや、人材の育成となるタレントキャンパスをはじめ、多様なプログラムが用意されている。

 

©Bandai Namco Entertainment Inc.

©2013 MASH・ROOM / DOMU COMMITTEE

 

第1回となる本映画祭でコンペティション部門の審査委員長には日本が誇る映画監督、押井守氏を迎える。実行委員長を務めるのは映画界を牽引する孤高の映画人、ユーロスペース代表の堀越謙三氏。ジェネラルプロデューサーは、数々のアニメ作をヒットに導いたアニメ専門のプロデュース会社・ジェンコ代表の真木太郎氏が務め、映画祭を盛り上げる。

 

この春は、新潟で日本のアニメーション文化を存分に楽しんでみては?

 

主催:新潟国際アニメーション映画祭実行委員会

上映プログラム(全6部門):長編コンペティション部門/オールナイト新潟/世界の潮流部門/大川=蕗谷賞/レトロスペクティブ部門/イベント

上映会場:新潟市民プラザ、T・ジョイ新潟万代、シネ・ウインド、クロスパル新潟

イベント会場:新潟日報メディアシップ、古町ルフル広場、新潟大学駅南キャンパスときめいと

FORUM会場:開志専門職大学

 

★詳細はこちら https://niigata-iaff.net/

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