LJ特派員★伊庭野はるかのバルセロナ日記 Vol.54
【バルセロナ観光といえばここ!旧市街ゴシック地区の小径に迷い込む!】
新年あけましておめでとうございます!
バルセロナのお正月はとても静か。元日からの初売りセールなどはなく、皆家族でゆったりと過ごします。
さて、早いものでこのコラムも50回を超えました。私が体験したバルセロナの魅力や、その周辺の素敵な場所、それを取り巻く人々の様子などなどお
伝えしてまいりましたが、今後も生きた情報をお届けできるよう、試行錯誤しながら続けて参りたいと思います!
今回は、バルセロナの「ゴシック地区」を紹介します。バルセロナ中心部の南側、交通の要所となるカタルーニャ広場から延びるランブラス通りの東側
に位置する小さなエリアです。
賑やかなランブラス通りは原宿の竹下通りのよう。たくさんの観光客で賑わいます。
思えば、およそ3年前にバルセロナの土地に足を踏み入れた頃、初めての休日に訪れたのもここ、ランブラス通りでした。
その時の記事はこちら!
このランブラス通りから東側にたくさん延びた小径のエリアがゴシック地区。古くからある旧市街です。
私は旧市街が大好きなので、週に一度は通っています。住宅街にある自宅からはバスで15分くらい。旧市街に行く時は必ずスニーカーで行きます。な
ぜなら…つい街歩きに夢中になって歩きすぎてしまうんです!
この地区の観光の目玉は、1450年頃に建てられたバルセロナの守護聖人の大聖堂(カテドラル)です。
とても大きく重厚な建物。大聖堂広場ではその迫力に圧倒されます。
薄暗い時間もとても美しく、建物を前にすると心が洗われるようです。
ヨーロッパの町は、大聖堂を中心に旧市街が広がっていることが基本だといわれています。バルセロナも旧市街がとても賑わっており、エリア全体が一
大観光地となっています。
どの道を行こうか迷ってしまいますね!
立ち並ぶ小さな店に気を取られていると、道に迷ってしまいます。
ゴシック地区にある重要建造物は他にも。
カタルーニャ州庁舎と、バルセロナ市庁舎が向かい合い、その間にあたる部分が広場になっています。
このサンジャウマ広場は、大きなお祭りの時にはカタルーニャの伝統である無形世界遺産「人間の塔」を建てる神聖な場所となるんです。
「人間の塔」についての記事はこちら!
お土産屋さんのほかにも、手作り雑貨の店やスペイン名物の革製品の店などが立ち並び、一つ一つ見ていると一日あっても足りません!
こんなユニークなお店も!
いろいろな絵がデザインされたダックのお店です。
こちらは手作りキャンドルの店。季節に合わせ、オリジナルのデザインのおしゃれなキャンドルが並びます。
見ているだけで楽しい気分になるキャンドルの数々が、お手頃な価格で手に入ることで大人気!
可愛くてつい買ってしまうんですが、火を灯すのがもったいなくて、家にキャンドルが増える一方です…。
楽しいお店がたくさん並ぶゴシック地区ですが、お食事処もたくさんあります。
とはいっても、時間が無限にあるわけではないですし、食事はサクっと済ませたい…そんな時は、バスク風のバルがおすすめ。
お買い物の合間にピンチョスをつまむのも良いですね!立ち食い寿司のように気軽に楽しむことができます。
甘い物がほしいときのおすすめはこちら。バルセロナの名物、チュロスです。
カップに入ったホットチョコレートにつけていただきます。写真のホットチョコレートのように、生クリームをつけてもらうこともできます。チュロス
が楽しめるお店がこのゴシック地区にいくつもあり、いつも大賑わい。店が大混雑でも比較的回転が良いので、あきらめずに並ぶのですが、かなり甘く
て濃厚なホットチョコレートはすぐにお腹いっぱいになってしまって、いつも完食することができません…。
石造りの壁が印象的な旧市街は、写真撮影スポットとしても大人気!とても美しい写真を撮ることができます。
バルセロナの観光の目玉、旧市街。バルセロナにいらした際は、ぜひ半日?一日は旧市街散策のために空けてくださいね!中世の小径に迷い込む素敵な体
験を楽しめるはずです!
※前回までの記事はこちら!