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インタビュー&コラム

■俳優インタビュー

西島秀俊『流星ワゴン』

鞆の浦ロケではぜひ香川さんとお酒を飲みに行きたいですね

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元の人たちに感謝!
一緒に作品を作り上げた

2014年も数々の話題作に出演し、注目を集めた西島秀俊さん。なかでも印象的だったのが『MOZU Season1 ~百舌の叫ぶ夜~』『MOZU Season2 ~幻の翼~』と、2期にわたって放映されたTBS/WOWOW共同制作のドラマ『MOZU』シリーズだ。この作品で西島さんは、爆破事件で妻を失い、一途に真相を追い求める警視庁公安部のエース・倉木尚武を演じた。

「熱い現場だった」と西島さんが振り返るこの作品、ドラマの枠におさまらない異例の規模で行われたロケも話題で、そのスケールに驚いた視聴者も多いに違いない。初回の爆破現場やSeason1 最終回の空港シーンなどは、大勢のエキストラの協力を得て福岡県北九州市で撮影が行われた。

「あれほど大々的な撮影させてくれたことに感謝です。エキストラの人たちも本気で演技をしてくれて、僕も演技をする上で大いに助けられました。地元の人たちも含め、スタッフ、キャスト全員で作り上げた作品という思いが強いですね」

Season 2 では、福島県の大雪原で印象的なシーンが撮影された。

ロケ地は、役に入る手助けをしてくれる存在だと語る西島さん。「僕は、場所の雰囲気や地元の人の話から影響を受けるタイプ。大河ドラマ『八重の桜』の撮影でも、地元福島の人たちにいろいろ話を聞きました」とのこと。

同作で主人公・八重の兄、砲術家の山本覚馬を演じた西島さんにとって、かつての建物を復元した会津藩校日新館での撮影も印象的だったそうで、「そこに生きていた人物をその土地で演じるのは、セットとは違う不思議な感覚がありました」と振り返る。(PART.2へ続く)

 

西島秀俊さんのインタビューを掲載している<LOCATION JAPAN >2015年2月号の詳細はこちら!
http://locationjapan.net/book/products/list.php

 

『流星ワゴン』

原作:重松清『流星ワゴン』(講談社文庫刊)
脚本:八津弘幸
演出:福澤克雄、棚澤孝義、田中健太
出演:西島秀俊、香川照之、井川遥、吉岡秀隆 ほか

▼STORY
会社からリストラを宣告され、妻からは離婚を切り出され、家には家庭内暴力が止まらない息子がいる。末期癌の父親・忠雄とも確執を抱えたまま。絶望の淵にある永田一雄の前に、突如、5年前に亡くなっているはずの親子が乗ったワゴン車が現れる。ワゴン車で過去の大切な場所を巡るうちに、自分と同じ年の父・忠雄が出現! わかり合えないと思っていた父とともに、後悔の人生をやり直すための奇妙なドライブが始まる……。

 

★1月18日より毎週日曜21時放送(初回は拡大版)

【PROFILE】 西島秀俊

1971年生まれ、東京都出身。93年のドラマ『あすなろ白書』などで注目を集め、99年の主演映画『ニンゲン合格』で日本映画プロフェッショナル主演男優賞受賞。その後も数々の映画賞を獲得。最近の代表作にドラマ『チーム・バチスタ』シリーズ(10~14 / KTV)、『ストロベリーナイト』(10 ~13 / CX)、大河ドラマ『八重の桜』(13 / NHK)、『ダブルフェイス』(12/TBS+WOWOW)、『MOZU』シリーズ(13 / TBS+WOWOW)、映画に『サヨナライツカ』(10)、『CUT』(11)、『ストロベリーナイト』(13)、『ゲノムハザードある天才科学者の5日間』(14)などがある。

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